2007/03/06(火)22:06
2年後期選択「発展数学」最終回
今日で、2年生の後期の選択授業が終わりました。
今回は私にとっては、
2年生での「発展数学」という初の試みでした。
内容は、簡単に言えば、「国際算数・数学検定」の
4(中2)~5級(中1)の問題を毎時間4~5問解かせるだけ
のものです。
でも、それだけでは面白味がないので
「TV的展開」
を目指して企画しました。
まずは、プリントには1問ずつ問題が載っていて
それを配ります。
できて正解の自信のある生徒は、前にいる私に採点されに来ます。
そこで、正解だと、問題の難易度により、2~4点の得点があります。
間違っていたら、0点。
でも、解けなかったり、解けても自信が無くて見せなかった生徒は1点もらえます。
ここに、駆け引きが生まれるのと、
できていない生徒への配慮でもあります。
で、1問解く度に解説をします。
時々は、生徒にしてもらいます。
でで、解説の後に次の問題のプリントを配る、、、
ででで、全問終わったときに、最高点の人が
トップ賞
で、賞状がもらえます。
(お手製、、、自腹)
でででで、毎回の得点は一覧表にして黒板に掲示します。
ででででで、合計得点争いも行います。
今回でこの選択授業は終わりましたが
感想を見る限り、生徒には大変好評だったようです。
生徒は、気持ちよくこの「ゲーム」に乗ってくれたし、
「国際算数・数学検定」の問題も一ひねりしてあって面白かったようです。
そして何より、数学の問題を解くには
国語の読解力が必要だ、、、ということを痛感してもらえたようです。
私にとってもこの新しい試みをやりとげた充実感は大きなものです。
選択授業は、面倒なので、
既製のもので済ますという考えもありますが
自分にも生徒にもこんな喜びを与えられるなら
努力(仕事)する価値はありますね。