2008/02/15(金)21:30
学習指導要領案改定。40年ぶり授業増!
40年ぶりですか、、、
私が中学生だったのは、30年ほど前。
学習内容が一番濃密な時期だったんですね。
小学校6年間で、5821時間。
中学校3年間で、3535時間。
私が高校生の時期から、いわゆる「ゆとり教育」が始まったようです。
現在の教育課程では、
小学校6年間で、5367時間。
中学校3年間で、2940時間。
この時間数だけ見ても、激減ですね。
さらに、現在の教育課程には、総合学習や選択学習も含まれた数字。
そして、今回の改訂。
算数、数学は案の上の改定内容です。
算数では、円周率3.14の完全復活、台形の公式。
数学では、球の体積・表面積、2次方程式の解の公式、標本調査、相似な図形の表面積と体積、図形の移動、投影図。
過去にも何度と消えては戻ってきた、、、という内容が多いですね。
問題は、この増加分が増加する70時間分より少ないのか、多いのかということだと思います。
たとえ時間数が増えても増加分のほうが少ないのであれば、「ゆとり」は、あるのですから。
教える内容に追いかけられているようでは、内容の定着も期待できないと思います。
さて、どうなんでしょう?