2016年GWイタリア旅行記63 バルベリーニ宮国立古典絵画館(11)
見えてきましたね、カラヴァッジョ。「ホロフェルネスの首を斬るユディト」 カラヴァッジョ生々しい絵ですねえ。さて、「ホロフェルネスの首を斬るユディト」というと、この、フランスで見つかった、「屋根裏からカラヴァッジョ」にも触れねばありませんねえ。この絵は、ルイ・フィンソン作という説もありましたが、結論はどなりましたかね。ルイ・フィンソンといえば、ナポリの作品がありますね。下記はナポリのルイ・フィンソン「ホロフェルネスの首を斬るユディト」 さて、隣にある、この作品。ジョヴァンニ・バリオーネ「天上の愛と俗世の愛」この絵も、ベルリンにもほとんど同じ絵が。この絵の逸話はすでに触れたので、今回は書きませんが、左下のルシファー(Lucifer、サタン、悪魔)は、カラヴァッジョに似せてあるそうです。バルベリーニには、ほかにもカラヴァッジョがあるのですが、この時は東京に出張中だったり、展示されていなかったり、この時は、この作品のみでした。