みやっちの競馬人生日記

2009/11/21(土)11:30

マイルCS 展望 カンパニー&横山典

競馬予想G1(86)

ポルトガル代表がワールドカップ出場を決めた。 クリスチアーノ・ロナウドはケガで出てなかったけど、それは南アフリカでの活躍を期待することにしよう。 で、マイルCS(G1・京都芝1600)の確定出走メンバーをニュース記事で何気なく見てたんだが・・・ アブソリュート 484(+10) (牡5、田中勝春) エヴァズリクエスト 438 (牝4、A.ムンロ) カンパニー 476(+10) (牡8、横山典弘) キャプテントゥーレ 470(+10) (牡4、川田将雅) サプレザ 438 (牝4、O.ペリエ) ザレマ 546(+6) (牝5、内田博幸) サンカルロ 490(-6) (牡3、吉田豊) サンダルフォン  542(+8) (牡6、四位洋文) スズカコーズウェイ 490(-2) (牡5、後藤浩輝) ストロングガルーダ  498(+10) (牡3、福永祐一) スマイルジャック 488(+6) (牡4、三浦皇成) トレノジュビリー 472(+2) (牡6、A.スボリッチ) ヒカルオオゾラ 518(+6) (牡5、C.スミヨン) ファイングレイン 504(+8) (牡6、幸英明) フィフスペトル 466(+8) (牡3、C.ルメール) マイネルファルケ 532(+2) (牡4、和田竜二) マルカシェンク 510(+20) (牡6、柴山雄一) ライブコンサート 480(+10) (セン5、岩田康誠) あれ~ どこいったんだろうな~? ない・・・。 ないな~。 ないぞ・・・ やっぱりない・・・。 ・・・ん? もしかしてコレか? コレがいるもんだからこんなことになってしまってるんじゃ・・・。 回避するはずのヒカルオオゾラが急に出走表明してるもんだから、おかげできのう記事でダーンとピックアップしたトライアンフマーチが除外になっちゃってるじゃないかよっ ショックだ・・・。 実にショックとしかいいようがない・・・。 しかしなんでまた突然出走することになったんだ、オオゾラよ・・・。 まあこの馬も勝負になる馬だと思うのでイカンとは言わんが・・・。 しかもヒカルオオゾラの騎手・・・。 よく見たらスミヨンになってるじゃんかよ。 騎乗には困らないってことなのね、スミヨン。 いずれにしろ、これでまた予想のやり直しだぜ。 まあトライアンフマーチにはまだ来年があるからね。 無理させる必要もないだろうし、大事に使ってもらいながら気性の成長を待つという手もある。 スペシャルウィークの後継種牡馬になれるだけの血統背景を備えてる馬なんだから、どこかでG1獲ってくれるよう頼むぜ、トライアンフマーチ。 というわけで、まずはいつもどおり1番人気のこの馬から確実につぶしてしておくことにしよう。 カンパニー まあ、こまかなことはもう毎日王冠(G2・東京芝1800) 、天皇賞・秋(G1・東京芝2000)のときにも書いたので、面倒だからもうやめておこう(笑) いちおう読み返せるように過去記事のリンクを。 毎日王冠・予想 毎日王冠・レース回顧&反省 天皇賞秋・予想 天皇賞秋・レース回顧&反省 で、ここが“ラストラン”となる、肝心のカンパニーの状況はどうなんだろうか? 追いきりにまたがった生野騎手(※本番は横山典) 「今回も追い出すときにハミをかけたら、グッと沈むところがあった。天皇賞はこれまでで一番の出来。それをキープできていますね」 音無調教師 「今年の夏は北海道に出さず(滋賀県の)グリーンウッドに放牧へ。毎週確認に行ったが、体が減らなかったのでびっしりと攻められた。毎日王冠でも勝ち負けの仕上げに持っていけた」 「自分と横山典は、いつかG1を勝てると思っていた。(天皇賞・秋のときは)すべてがいいと言ってくれていたからね」 「(天皇賞・秋のときは)自分の競馬に徹した。3角過ぎに行ってしまいそうなところを我慢して乗ってくれた」 「夏に弱く、冬も強くない馬。中間の過ごし方が難しく、思うような状態にならなかっただけ。6、7歳時にいい状態になれば、G1を勝っていたはず」 「レース間隔が短く、体調は維持できている。充実しているのでマイルでもと思っている」 「中2週になるけど、東京への輸送がないから。“ラストはしっかり追うように”と言った。馬場が悪いなか、いい時計が出過ぎて心配だな」 「馬場状態の良し悪しに関係なく動くね。中2週で大きな体調の変動もないし、これが最後のレースになるので、悔いだけは残らないようにしっかりと仕上げた。今まで脚もとの不安もなく、8歳まで1度も故障することもなかった。GIも前走でようやく勝てたしね」 (「天皇賞を100点とすると今回は?」という報道陣の質問に)「100点でしょう」 「速い流れがどうかというのはあるけど、千六も3勝している。馬場も稍重か重までなら大丈夫」 「ここ2年、負けているレース。カンパニーにとって最後だし、有終の美を飾ってほしい」 横山典騎手 「(天皇賞・秋は)よく頑張ってくれた。毎日王冠で今までで一番良かったと思ったけど、天皇賞・秋も今までで一番だと思ったくらい。それくらい状態が良かった。去年と比べたら雲泥の差だったね」 「(天皇賞・秋は)オレも完璧に乗れたけど、一番の勝因は馬の状態だよ」 (「ダービーの勝利がきっかけとなり何かが変わったのか?」との質問に) 「オレ自身は変わらないと思ってるけど、周りがそう言ってくれるのは悪い気分じゃないし、うれしいことかな。でも、ダービーみたいに平常心で乗ろうと思っていても乗れないことはいっぱいあるわけで、アルゼンチン共和国杯でもサンライズマックスなんか失敗(4着)して(自分自身に)カーッとなることもある」 「(カンパニーは)今回はレース間隔が詰まるから、それで状態を維持しているか、上がっているか、下がっているか。状態が成績に直結する馬だからね」 「ここ2戦いい走りをしてるから、反動が無ければいいけどね」 引退レースだからどうなのかと思ってたんだが、陣営としてはきっちり仕上げてるような感じがする気がするな・・・。 トラックマンの評価なんかだと「すごいぞ、カンパニー」だなんて見出しで追いきりを絶賛するような記事が多かったが・・・。 少なくとも陣営のコメントから泣きごとのようなものはない。 ただ、馬体重が“プラス10キロ”のようだが、これは問題ないのか? 今回は栗東から京都競馬場だから輸送が近いんじゃないの? まあ絶好調だった天皇賞・秋が466キロだから、その前後くらいなら問題ないんだろうが・・・。 ヨコノリが「状態が直結するタイプ」と言ってる以上、そこはポイントになりそうだ。 ただ、去年ガレて毎日王冠に出てきて、次に“激消耗戦”だった天皇賞・秋で好走し、でその後マイルCSに出てきて4着だったことを考えれば、今年は仕上げがすいぶん楽な気がするよな 今年の天皇賞・秋は余裕の勝利で消耗度も少なかった気もするし。 「いい時計が出すぎて心配だな~」なんて余裕のコメントもあるくらいだから、その辺はきっと問題ないだろう。 まあマイルCSがピークということはないんだろうが、極端にデキが悪くなるということだけはないと判断しよう。 で、問題は“1600”のキョリ 毎日王冠、天皇賞・秋の予想&回顧時に自分でも書いてるが、今のカンパニーにとって「1600は短い」と認識している。 この認識はやはり変わらないし、逆に変えてもいけないと思う。 なので、ここにウオッカやディープスカイあたりが出てくるようなら、当然、「カンパニーはぶっとび」とすら考えたかったのだが・・・。 この低レベルなメンバーが相手では・・・。 はっきり言おう。 こんな弱々しいメンバーを相手に、いったいどうやって天皇賞・秋でウオッカを倒したカンパニーに負けろというのか 格が違う・・・。 いくらなんでも格が違いすぎるぜ、このヒヨコのようなメンバーたち相手では・・・ たしかにカンパニーは安田記念(G1・東京芝1600)で4着だし、そのときにはファリダットあたりに負けてしまっているのはいただけない。 だけど、今回人気しそうなスマイルジャックやらアブソリュートなんて9着、13着という、さらなる情けなさだぞ? 絶対的能力はともかく、相対的な能力の抜け具合は、やはり認めなければ。 なので、あとは当日の“馬場状態”や“展開”だけだ。 トニービン系ということからも、超高速馬場であればやはりマイナスだと思う もともと京都芝1600は最後の直線に坂がないから、カンパニーの持ち前のパワーが活きないしね。 安田記念が“58キロ”に対し、マイルCSは“57キロ”になるのも、スタミナの要素が薄くなり、かつ他馬が楽できる分、苦にしないカンパニーにはマイナスだ ただ、先週のエリザベス女王杯(G1・京都芝2200)でフランスのシャラナヤが4着に好走してるのを見ると、そこまで高速馬場には戻らない気も・・・。 今週は雨予報の可能性もあるようなので、むしろ渋ればプラスとさえ考えたい。 なので、ここはこうしよう。 カンパニーは、京都芝1600は条件もベストとは言えず絶対的ではないかもしれないが、それでも3着はハズさない なので、馬券的にはむしろ「カンパニー2、3着狙い」でいくのがいいのかもしれない。 で、この後は「打倒カンパニー」となる馬探しを、無念のトライアンフマーチに代わって再度していくとしよう。

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