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2004/08/12
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「お爺さんの一生で、何がもっとも重要な変化でした?」と。彼は二度の世界大戦か、あるいは、テレビ、携帯電話、パソコンなどの情報革命か、それとも宇宙衛星かなどの答えを予測した。前世紀から現在までという、まさに人類史でもっとも出来事の多い時代を生きた老人だったからだ。

しかし、老人の回答は彼の予想もしないものだった。「それはね・・・・・・家族の崩壊だよ」


昨日は年金のお話だったので、今回は福祉関係のお話にします。
スウェーデンと言えば、(一部には三兵戦術・カール・グスタフ・ボフォース砲・ドラケン・ビゲン・グリペン・Sタンク等に萌え~な人々もいますが、残念ながら割愛)福祉先進国として有名です。
最近では高福祉にも限界が見えてきて、必ずしも上手くいってはいないことが知られるようになってきましたが、それでもかなり肯定的な見方をされているようです。

まずは、冒頭の文章ですが、これは「福祉国家の闘い―スウェーデンからの教訓(武田 龍夫著)」からの引用です。この本自体は懐疑的な立場からスウェーデンを描写していて、悪い部分が誇張されたりしてますが、スウェーデン礼賛本ばかりが出版されていた状況を考えると、けっこう意義のある本かもしれません。このお爺さんは、家族の崩壊に言及していますが、まずは具体的なデータを見てみましょう…
 
片親家庭の割合約20%

離婚率65%(事実婚はカウントせず)

平均的婚姻年数10年

非嫡出子の割合60%

(スウェーデン統計局 90年代後半)

このように家族形態が日本とは大きく異なります。都市部を例にとると、もっとも割合が多いのが母子のみの家庭で、次が再婚同士の夫婦とそれぞれの連れ子で構成される家族(混合家族)、そして3番目に両親とその間に生まれた子どもがいる家族が入り、4番目が父と子の家族となっています。

次にスウェーデンの女性の特質について…

「依存を好まず、正直で率直」と述べている。「福祉国家の闘い」では、米国の心理学者やスウェーデンでの新聞記事、スウェーデンの文学者などの発言をもとに、スウェーデンの女性が強烈な自己主張と男性への抗議の姿勢を持ち、「夫婦愛など、女性の解放や地位の向上に比べれば二義的なもの」と考えていると述べている。また、スウェーデン男性にとって、スウェーデン女性は緊張を引き起こしやすい存在であり、女性は慰めと安らぎの対象ではないという意見もある。他方女性は子供への愛着が薄く、職場へ早く戻りたがり、しかし子供を十分構ってやれなかったことには罪悪感があると述べられている。「優しく家庭的な女性像を本能的に求めている」男性と、子供への愛着の薄い女性によって結婚が成り立っているため、その夫婦間に子供が産まれると離婚の危機が訪れる。

日本と違って「子はかすがい」とはいかないようです。スウェーデンでは、女性の社会進出の背景として高度成長期における労働力の不足がありました。それを女性の社会進出で補ったわけでして、従来、子どもや親の面倒は女性という習慣だったが、そういったことを社会が代行するようにしていこうといった経緯がありました。そして女性が働きやすい環境を整えるために保育所や老人ホーム等を整備すると、それに伴う新たな雇用が生まれ、ますます労働力が必要となったわけですね。今ではスウェーデンの女性の社会進出率は80%と高い水準です。

しかし、それによって経済構造にゆがみが生じてしまいます…


老人の介護や乳幼児の世話は普遍的に家族の中で行われてきた。しかしスウェーデンでは女性たちが外で働くようになり、家の中の仕事はすべて「公的機関」が引き受けている。すなわち乳幼児の世話をする託児所、学校での無料給食、老人の面倒をみる老人ホーム等。スウェーデンは男女完全平等と女性の社会進出、高福祉による公正で平等な社会を目指した。しかし公的機関の建物を建て、維持する費用、そして人件費をまかなうためには、高額の税金を必要とする。『福祉国家の闘い』によると福祉は「費用拡大の自律運動をやめないということだ。したがって経済成長がなければ福祉が維持できなくなるのは当然となる。そして、大き過ぎる政府と公的部門の肥大化という問題であった。80年代に入るとすでに公的部門の支出はGNPの60パーセント(50年代は30パーセント)、170万人の雇用を集中せしめるに至った(民間企業は240万人。なおスウェーデンの労働人口は410万人)。しかも公的部門には女性が集中し、労働市場のバランスと流動性は失われてしまった。」とある。家庭の中で家族の介護をしていた女性たちは、公的機関の職員となって他人の親を介護するようになった。介護に当たっているのはほとんど女性である。税金を払って、そこから介護手当をもらっているようなものであるとも考えうる。また税金や保険料は給料の約半分である。

簡単に言えばですね、昔は自分の親を自宅で介護してきたが、現在では国から給料を貰って他人の介護をし、自分の親も他人に介護して貰っている ということです。なんかナンセンスなような気がするのは気のせいでしょうか。福祉先進国ともてはやされたスウェーデンもなかなか難しい問題を抱えているようですね。

福祉の話はイマイチ面白くなかったので、ここら辺にしておきます。
せっかくネタを集めたのでスウェーデンに関するトリビアをいくつか紹介しましょう。



 
この写真はもちろんスウェーデンの写真です。
 
環境先進国と言われていますが、まぁ、どこの国もこういう光景は見られるものです。
 
ちなみに、ゴミを拾っているような人が見えますが別に善意で拾っているのではありません。
 
デポジットのある缶、ビンはお金になります。美観保全とかは関係ないです。
 



獣姦大好きスウェーデン人

2001年から英国研究機関が行っている調査によれば、怪我を負って獣医の元に運ばれた動物のうち、毎年およそ20匹から30匹の犬猫が、そうした性的暴行の傷を負っているという結果も出ているのである。スウェーデンのExpressen誌によれば、もしもそうした調査がスウェーデンで行われたならば、獣姦された動物の数はおそらく年間200匹から300匹には上るだろう、と推測している。さらに、こうした実情の背景として、現在世界の多くの国で獣姦行為は法により禁止されている事とは対照的に、スウェーデンでは1944年に同性愛行為が合法化されたのと同時に、獣姦行為も合法とされているのである。

1999年の児童ポルノが違法になってからというもの、ペドから動物にコンバートする変態さんが増加中ということです。




中立大好きスウェーデン人

2次大戦中ソ連がフィンランドに侵攻したときフィンランドはスウェーデンに援助を要請→拒否

ドイツ軍の奇襲を逃れたノルウェー国王の保護要請→拒否

ドイツ軍の国内輸送や空港使用→黙認

2次大戦後…デンマーク等、スウェーデン大使の派遣→拒否




管理社会大好きスウェーデン人

国民総背番号制である:男は奇数、女は偶数(生年月日も分かってしまう)

「Systembolaget(システムボラーゲット)」と呼ばれている酒類販売所でしか酒が買えない

レンタルビデオの借り方まで法律化(新作3本は1泊2日とか)




最後に、スウェーデンの若者の意識調査をみてみましょう。

内閣府が行っている第7回 世界青少年意識調査を参考にして、いくつか抜粋してみることにします。

親の意見にはできるだけ従うべきだ

            そう思う     そうは思わない
スウェーデン      7%         10.8%

日     本     13%         17.3%

子供は親から早く経済的に独立すべきだ

            そう思う     そうは思わない
スウェーデン    14.6%       9.3%

日     本     35.5%      10.4%

年老いた親の扶養

        どんなことをしてでも養うべき   親自身や社会保障にまかせる
スウェーデン       13%                 14.7%

日     本      25.2%                  4.4%

自分らしさを貫くことは大切か

            そう思う     そうは思わない
スウェーデン    24.1%       5.7%

日     本     30.7%       1.9%

宗教観

            大切       大切ではない
スウェーデン    20.3%       79.1%

日     本     26.3%       64.1%

幸福観

            幸せ      
スウェーデン    96.1%       

日     本    93.6%       

男は外で働き、女は家庭を守る

            賛成          反対
スウェーデン     3.7%       92.6%

日     本     16.1%       68.5%

子供の世話をするのは母親

            賛成          反対
スウェーデン     9.4%       85.3%

日     本     22.9%       63.7%

結婚観

            肯定的        否定的
スウェーデン    30.3%       68.6%

日     本     71.8%       23.7%

離婚観

            肯定的        否定的
スウェーデン     90.6%       8.2%         

日     本     47.8%       46.3%       


このアンケートから分かるスウェーデンの典型的若者像は…

親の意見は聞かないし、扶養する気もさらさらないけれども、親からはあんまり自立したくはなく、自分らしさや宗教はどうでもよくて、男女平等を尊び、結婚はできるだけせず、しても都合が悪ければすぐ離婚するのが良いと思う幸せな人

と、いうことになるようです。

スウェーデン人もいろいろだなぁ~と思うASDICでした。







Last updated  2004/08/13 12:31:09 AM
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