聖子地元続々造反、岐阜市議が支援表明
県連抑えきかず、支持基盤に亀裂
ZAKZAK 2005/08/26
聖子の足下から、造反者が相次いでいる。自民党本部の方針を無視し、造反組の野田聖子元郵政相を支援してきた同党岐阜県連から、刺客の佐藤ゆかり氏の応援に回る地元党員が続出しているのだ。野田氏に危機が襲いかかる。
岐阜は自民党員の数が全国5位で、衆院の小選挙区も同党議員が独占してきた。県連は3人の造反組を含めて前職6人全員を公認する方針だったが、小泉執行部は造反を許さず、各選挙区に刺客を送り込んだ。
これに対し、県連は造反組を独自に公認し、刺客を一切支援しない方針を決定した。
だが、地元選出の松田岩夫参院議員が党執行部の指令を受け、いち早く県連に“造反”。岐阜1区の県連公認は野田氏だが、松田氏は23日、佐藤氏を支援すると正式表明した。
県連は松田氏を役職停止処分にするとして締め付けを図ったが、24日には、故笠原潤一元参院議員の二女、笠原多見子県議(40)が「政治生命をかけて応援する」と、佐藤氏の支援を表明。25日も、岐阜市の早田純市議も佐藤氏応援に回った。早田氏は「何人かの市議にも声を掛けており、態度を決めかねている人もいる。私が突破口になればと思った。雪崩を起こすんじゃないか」と、さらなる造反者の出現すら予告する。
一枚岩とみられていた野田氏の支持基盤に入り始めた亀裂。ある市議は「正直、野田のままでいいのかという雰囲気は県連内にもある」と話しており、野田氏が最大の危機を迎えている。
崩れるときはあっという間ですね…。
みんな日和見しながら、寝返る時期をうかがっていたのかなぁ。
比例復活ありの佐藤氏と、除名確実当選不確実の野田氏では、所詮こうなる運命だったのか。
参考までに両者の政策でも比較してみましょう。
野田聖子の政策提言
佐藤ゆかりの政策提言
どちらが日本国全体の利益に貢献できるのか、岐阜県民の良識に期待します。