2004/03/29(月)23:08
My first trip back to KY(一日目)
※振り返って書いています。
前日までバイトいれてしまったから、何にも用意ができてなくて、かなりばたばたしてました。時差調節のためにも、夜遅くまでおきてパッキングしてました。
朝は8時ごろ起きるつもりだったけど、眠くて、8時半におきました。下に行ったらお父さんが降りてきて、「何時につくんや?」とか「どうやっていくんや?」といろいろ聞いてきました。かなり心配してたみたいです。
私はあんまり寝てなかったせいか、少し食欲がなかったけれど、前日の残りのシチューとご飯ととろろ昆布を朝ごはんにたべました。
その後、お風呂に入って、最終のパッキングをしました。
関空まで私一人でいくつもりでしたが、お父さんが、天下茶屋まで一緒に荷物を持っていってくれる(ついてきてくれる)といってくれました。10時前の電車に乗りました。
話し込んでて、天下茶屋の一個手前の駅で間違えて下車しました。一瞬あせったけれど、余裕でラピートがくるのを待てる時間につきました。入場券を買って、ラピートが出るまで、お父さんがいてくれました。
ラピートがきて、お父さんと別れて一人に。初めてラピートにのりました。いつも南海にのってたから、かなり心地いいなと思いました。あっという間に空港に到着。
空港についたら、結構沢山人がいました。チェックインカウンター前にも長蛇の列ができていました。カウンター前に行くと、係員の人が、何か注意書きを書いた紙を一人一人に渡していました。私は、意味がよくわからなかったので(日本語だったけど)直接係員に話をききました。
すると、アメリカでは今、ランダムにスーツケースを開けてチェックするシステムができ、そのチェックに当たってしまった場合、鍵がかかっていたとしてもあけられるという。その際、スーツケースが壊れても、航空会社は責任を取れないというものでした。
「そんな~!」という感じでした。私はケースにバンドをしていなかったので、中身がなくなったらいやだな~と思いつつも、壊れるよりましかなぁとか思って、おとなしくかぎを開けました。というか、実際は絶対開けていないとだめなようでした。念のためガムテープをはってもらった(苦笑)
帰りの便のことを係員に聞くと、その答えのあとに、「早めに行ってくださいね。」と今日のことを言われたので、かなり急いで両替して、ピローを買い、税関をとおりました。関空でお土産を買うつもりだったけど、「早く」といわれていたので、とりあえず中にはいってしまいました。
でも、デューティーフリーしかお店はないので、そこでしかたなくT-シャツと、よーじやの化粧品、そしてファッション雑誌を買い、お土産にすることにしました。
係員は、「早く」と言っていたけど、実際はすごく時間があって、「なんや!」と少し不満でした(苦笑)国際線ターミナルに行くモノレールに乗って、Yくんとお母さんに電話。それからすぐ機内に行ったら、すでに満席状態でした。
私は3席の真ん中の席だったので、とってもお隣の方に申し訳ない気持ちで着席しました。その方は日本人、もう一方はアメリカの女性でした。私の席の周りはほとんど私と同年代の女の子ばかりでした。
時間通り出発しました。かなりあせって準備・搭乗したので、なんだか落ち着きませんでした。隣のアメリカの女性と話したいなぁとか思いつつも、話せずそれぞれ音楽を聴いたり、雑誌を読んでいました。
食事の時に、向こうから話しかけてきたので、それからは話しました。彼女は仕事で中国にいってて、日本経由でアメリカに帰るということでした。
入国に関する書類の書き方をまるっきり全部忘れてしまって、かなり間違えて書いてしまいました。みんなも同じで、機内通訳の方はかなり忙しそうにしていました。
デトロイト到着後の乗り継ぎについて少し不安だったので(二年前はかなりややこしかった)、その機内通訳の方に聞くと、どうやら二年前と違って空港があたらしくなっているということ。向こうについたら、簡単にいけるといっていたので、「ほんまかなぁ?」と思いながら席に戻って映画をみたり寝たりしました。
日本時間で夜中の2時ごろにデトロイトに到着しました。税関のところに並んでいたら、"Save American Agriculture"という文字が書かれた服を着ているビーグル犬を連れた警察官が近寄ってきました。何も怪しいものははいっていないのに、しつこくビーグルにかばんをにおわれている人(日本人)がいて、かなりかわいそうでした。
なかなか列が進まなくて、かなりくたびれました。やっと私の番にまわってきました。二年前と違ってとっても厳格な雰囲気が漂っていました。
まず、
税:「このたびの目的は?」
私:「観光です。」
税:「一人でケンタッキーで観光?!?!」
私:「はい。」
税:「友達?」
私:「そうです。友達です。」
税:「なんでケンタッキーに友達がいるの?」
私:「○○○○大学でESLを受けて、そのときに一緒だった友達やルームメイトに会いにいきます。」
税:「アメリカに家族は?」
私:「いません。」
税:「その大学に行ったのはいつのことですか?」
私:「二年前です」
税:「帰りのチケットは持っていますか?」
私:「はい。」
税:「どのくらい滞在する予定ですか?」
私:「3月9日までです」
税:(書類の滞在先を見て)「これはその友達の家ですか?」
私:「はい。」
税:「どうぞ。」
私:「ありがとうございます」
税:(かなり無愛想に)「よい一日を」
質問が多くてびっくりしました。でも、まず一人でケンタッキーに旅行だなんて、まず「なんで?」って思いますよね。それにしても怖かった。もし英語が話せない人だったらどうするんだろ~?
荷物をひとまずピックアップして、次の乗り継ぎ手続きへ。しかし私の荷物がなかなかみつからない。「また?」とロストバゲージかな?とか思いながら何度もレーンの周りをまわっていたら、ありました。
航空会社の社員がかなり怖い態度で、「Ticket please!」とガムをかみながら片手で一人一人のチケットを見て「はい。あんたはこっち。あんたはあっち。」と、とんでもない応対で乗客を振り分けていました。
一瞬「?」って思っていたけど、前にサインがあって、乗り継ぎ便が60分以内に出発かそうでないかで振り分けられているようでした。それにしてもとってもこわ~い雰囲気が漂ってて、みんなおとなしかったです。
「やだな~」って思っていたら、前にいた日本人の女の人に、「すみませーん。これってNY行きですよね?」と声をかけられて、「いえ、NY行きとかではなく、多分出発時刻が...」というように説明。その後、二人で話していました。彼女も一人旅でNYだったらしく、かなり税関にしつこく質問されていたようです。その人いわく、日本人サラリーマンの人が、反抗した態度を示したからか、連行されていったらしく、かなりこわかったです。
しばらくしたら、日本人老夫婦が、彼女に「あの~。日本の方ですよね?これ、フロリダいきますか?」と質問。彼女が私にたすけて~というような顔で、「いえ、そうではなくて~」といっていたので、二人で説明。
NY行きの方もフロリダ行きの方も、最初は60分以降に出発の列に並んでいたのですが、まったく列が進まず、出発時刻が迫ってきたため、前の方に先に通されたので、私はまた一人になってしまいました。
荷物を預けて、手荷物検査へ。ここでもすごく怖くて、金属探知機を早くくぐろうとしたひとには、「Stay back! STAY!!!」とものすごい顔で叫び、パスポートを手に持ってくぐろうとした人に、「PUT THEM IN YOUR POCKET! POCKET!!!」とまた叫び、靴を脱がずにいこうとした人に、「TAKE YOUR SHOES OFF! SHOES OFF!」と...
そんなにさけばなくても...(汗)やっと手荷物を預けてフリーになりました。全部で2時間かかって、とってもくたびれました。モニターをみて、コンコースとゲート番号をみると、"EXPRESS TRAIN"と書いていました。
空港内に赤いモノレールが走っていて、かなり使いやすいシンプルな空港になっていました。とりあえず出発まで4時間ぐらい時間があったので、「どうしよ~」と途方にくれていました。しばらく歩いてみようとおもって、歩いていると、マクドナルドの袋を持ったファミリーを発見!「すみません。マクドナルド、どこにありました?」勇気がいったけど、聞いてみて早速行きました。
中にはいってびっくり!二年前にもマクドナルドにはいったけど、そのときはまだ日本でバイトを始めてまもなかったから、従業員を比べきれませんでした。でも今回は、かなり比べてしまった。
まず、クレンリネス、アピアランス大NG!それに、ホスピタリティーまったくなし。絶望しました。わかっていたけど、やっぱり絶望。これが日本やったらどうなんねん!という態度。「マクド馬鹿」と思われるかもしれないけど、やっぱり日本のマクドはすばらしいなぁって思いました。
とりあえずあまりおなかがすいてなかったのでポテトを注文。"Medium Fries?"といわれたから受け取ろうとしたら、カウンターの上に片手でボン!と落としていって、また絶望。「おいおい...」思わずトレーニングしてやろうかとおもっちゃいました(笑)
食べ終わって空港を散策しようとおもったけど、単純すぎて、すぐにあきてしまいました。とりあえず日本に電話。それからほんとうにどうしようかなぁと思って、途方にくれていました。寝るわけにもいかないし。。。
やっと時間がきて、機内へ。ずっと飛行機では寝ていました。そして到着。二年ぶりの○イ○ル!「どこに友達いるのかなぁ?」とわくわくしながら同時に、「ちゃんときてくれてるかな?」と不安になりながら歩いていたら、「あ、そうかな~?」って人がいた!
向こうも、「そうかな~?」っていうような顔で見ていたから、手を振ったら笑ったから、走ってかけよりました。私の元ルームメイトのRachelと友達のNick、それからRachelの今のルームメイトEmilyの三人がきてくれていました。Emilyとは初対面。全員とハグして即バゲージクレームへ。
「ずっと○子(私)に何を質問しようか考えてたの!まず、えっと『フライトはどうやった?』」ってきかれて、なんか3人ともぎこちないかんじ。だって久しぶりにあったんだもんね~。ま、Emilyは違うけど。
で、スーツケースをピックアップして車へ。駐車場でるときに、お金を渡すブースに入っていた人の名前が"Trainee"になっていた。そしたら、Nickが、「名前がトレーニー?」とか冗談で聞き出して、その人が「そうよ。」って笑って返事。そしたらまた調子になって、次は、「今度来るときは、トレーニーじゃなくてマネージャーになってることを祈っとくわ」って行ったから、私らみんなで恥ずかしい思い。
それから「あ、そうそう。○子にもう一個質問考えててん!日本語って、どうやってタイプするの?」って聞かれて、ちょっと説明しづらかったけど、なんとかクリア。結構不思議がってた。
それから、友達のSteveと、Rachelの元彼Joeと合流。Joeとは初対面で、外見にかなり驚いた!だってでかいねんもん。でもやさしいひと~。それからみんなでレストランへ。ご飯食べて、Steveたちとは分かれて、Rachelのアパートがあるニュー○ー○へ。車の中で寝てしまった。
NickとはわかれてRachelのアパートへ。想像してたところとはかなり違うかった。家の中を全部見せてもらった。部屋は二つしかなくて、もう一人のルームメイトLisaと3人で使ってるから、私はリビングのソファーがベッド代わり。
Lisaがバイトから帰ってきて、少ししゃべって、シャワーを浴びて寝ました。
長かった~!