|
カテゴリ:日々の雑ネタ
こんちは岡野です。
ここのところぐずついた天気が続き、 移動はもっぱら電車ばかり。 普段、電車に乗るのはあまり好きではなけれど、先週から読み出した この本のおかげで、少々苦痛な車内の時間がさほどイヤに感じません。 コチラ→ それは、電車に乗っていながらバイクに乗っている気分が味わえるから。 とはいっても“バイクバイク”した内容ではなく、 好きな人とどうしても別れなければいけない恋の話や、 生き方が不器用な人のエピソードなど、 7人のさまざまな人間模様を描いた短編集。 そのなかで、さりげなくバイクが出てくるのがいいところ。 著者は熊谷達也さん 文藝春秋刊 定価(本体1571円+税) 「虹色にランドスケープ」 話の時代背景はちょっと古く、“いつ”とは書いていなかったが、 レースや北海道のことなど、なんとなく、90年代前半の雰囲気を感じた。 出てくるバイクはCB750やZ1、RZ250などメジャーな名車から、 少しマニアックBMWのGSパリダカ仕様まで、 今新車で買えるバイクは出てこない。 ただ、まだ最後まで読んでいないため、 もしかしたら現代のバイクも出てくるかもしれない。 気になったのが、「こっちからピース ーGreen」の章で出てきた 「年齢がいってもバイクから降りられない人間は、多かれ少なかれどうしても埋められない穴ぼこを心に抱えていてね、それを少しでも埋めようとして、バイクに乗り続けているようなものだ」の言葉。今の僕にはないけれど、そんな時がいつかくるのかなぁと考えると背筋が“ブルっ”となり、今朝も2駅過ぎてました。とはいえ、帰りも楽しみ! また、おもしろい本を見つけたらご紹介しますね。では。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日々の雑ネタ] カテゴリの最新記事
|