グローエス旅行記

●１１時　上の階を目指す
ー廃都スンジャクー
ハンギングジャッジ×２と戦闘。勝利する。
部屋の一つを入り口から覗き込み、スンスンと鼻を鳴らした飛竜がこちらを気遣って問い掛ける。何かの気配を感じた気がして背後を振り返るが、何の姿も見当たらない。バチッと激しい音を立てて放電する天上に少し驚きながら、ファルノーシュに大丈夫だと答える。
『出口の匂いしなくなった、シャイラ分かる？』
……そう言えば全く分からない。いざとなれば窓から出れば良いのかも知れないが、先刻部屋の中を調べた際触れてみた窓硝子は特殊な製法でも用いられているのか ――そもそも硝子であるかすら判然としないのだが―― 知る何処の物よりも丈夫そうで、果たして飛竜の突進ですら破れる物かは定かで無い。
当面次に進む事を考える方が得策だろう、少し肩を竦めて通路の奥を見据える。
さて、どうしたものか……

1. フロアの奥へ進む
2. 上の階を目指す
3. 下の階を目指す

●２３時　上の階を目指す
ー廃都スンジャクー
ハンギングジャッジ×２と戦闘。勝利する。
部屋の一つを入り口から覗き込み、スンスンと鼻を鳴らした飛竜がこちらを気遣って問い掛ける。何かの気配を感じた気がして背後を振り返るが、何の姿も見当たらない。バチッと激しい音を立てて放電する天上に少し驚きながら、ファルノーシュに大丈夫だと答える。
『出口の匂いしなくなった、シャイラ分かる？』
……そう言えば全く分からない。いざとなれば窓から出れば良いのかも知れないが、先刻部屋の中を調べた際触れてみた窓硝子は特殊な製法でも用いられているのか ――そもそも硝子であるかすら判然としないのだが―― 知る何処の物よりも丈夫そうで、果たして飛竜の突進ですら破れる物かは定かで無い。
当面次に進む事を考える方が得策だろう、少し肩を竦めて通路の奥を見据える。
さて、どうしたものか……

1. フロアの奥へ進む
2. 上の階を目指す
3. 下の階を目指す