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グローエス旅行記

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2012.02.25
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カテゴリ:新MdQ更新記録
──飢群の山道──

 ランドリート中央に広がる山岳地帯、その南部一帯を『飢群の山道』と呼ぶ。
 元々はコスタリカ山近辺での闇残石発掘と、それに伴う運搬作業の円滑化を目的として生まれた山道であるが、『餓鬼』と称される鬼種ドゥヴィイが密集して生息している地域でもあるため、絶対的な安全が確保されている道ではない。



 次の行動を決めた後、それに従って先へ先へと進むシャイラ達。
 ──と、そこへ唐突に。


「さて、シャイラ君」
 少し後方を歩いていた探検家、オリオールが声を掛けてくる。
「どうだろう。このまま黙って旅をするというのも何だか味気ないし、何か適当な話でもしようか」
 話? と疑問符を浮べ振り返ったシャイラに、オリオールは余裕を持った調子で話し始めた。



▼オリオール博士のワンポイントレッスン▼
「戦闘が終わった後も毒や石化状態が続いていて困ってるんだけど、という話」

 敵が使ってくる状態異常攻撃の中には、戦闘後も効果が残ってしまうタイプのものがある。それが毒と石化、恐怖だ。
 毒状態になると、1戦闘ターン毎に現HPの1/5程度のダメージを受けるようになるし、恐怖状態になるとHPが最大値の1/2以下になると動けなくなる。石化状態の場合は戦闘参加すら出来ない、つまりHP0時と同等の扱いになってしまう。はっきりいってこれは厳しい。
 これらの状態異常は自然回復する事は無い。状態を回復させるには、商店などで毒消し草、石化解除薬、フレッシュハーブなどを購入し、使用する必要がある。
 
 石化攻撃を使ってくる亜獣は少ないが、毒攻撃を使ってくる連中は意外と多い。最低、毒消し草の一つくらいは常備しておきたい処だね。



「──とまぁ、そういう話なんだけど、どうかな?」
 問われ、シャイラは少し困って軽く首を傾げる。曖昧なシャイラの態度に、オリオールは小さく苦笑。
「この程度の事なら重々承知、というならそれで良いさ。さ、早くラースナウアの街へ向かおう」



 大きな曲線を描く山道の先に、動く影が三つ。
 こちらの姿に気づき、威嚇の唸りを上げる大熊の影には、少々身体の小さい熊が二匹。恐らくは親と子供か。大熊は唸り声をあげつつ、じりじりと迫ってくる。ある程度間合いを詰めてから、一気に襲い掛かってくるつもりだろう。
 大型の獣と戦うのは出来る限り避けたいところだが……相手は逃がしてくれそうにもない。
 荷物を地面に投げ捨て、戦いに備え身構える。

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vs 餌求める親子

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ギードベアA
61/61
ギードベアB
61/61
ギードベアC
61/61
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r_win.gif

熊の手を手に入れた。

 地図を片手に、軽く辺りを見渡して今後の行く先を考える。
 今居る処から移動できる場所は……地図を見る限りでは、『平坦な山道』と『急勾配の道』、もしくは山道を下りオーンアム間道へ抜けるか。
 
 『平坦な山道』は、東へと伸びる緩やかな道。飢群という名の由来となった餓鬼ドゥヴィイの巣や、山道の東に広がる危険な森、『腐宴の森林』へと続く道で、余程の用が無い限り向かう必要は無いだろう。
 
 『急勾配の道』は、山道の脇に広がる森へ向かう傾斜のきつい坂道。その先には山鬼と呼ばれる鬼種イグリガの住処だとされている『イグリガの巣』がある。

 さて、どこへ向かうか。

1. 平坦な山道へ
2. 急勾配の道へ
3. オーンアム間道へ


──See you Next phase──







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Last updated  2012.02.26 01:59:52
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