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「上昇株で勝つ」
株式投資でもっとも優れている本として、僕はこの本を上げたい。 この本は基礎的なことを書いてある本なので、全くの投資初心者が最初に読む本としても全く差し支えない。 投資先(銘柄)によって業績変動の仕方が変わる。 ROEの考え方と、PERやPBRの捉え方が書かれている。順番は、ROEの説明→PERの説明→PBRの説明、だ。 この本を読めば、優良企業、低迷企業、循環企業の違いの判断は何よりも重要だという事が分かる。これらの何れに分類されるのかを知る上で、企業のBSの変化を見る必要がある。これらはキホンのキで、初心者にこそ重要なことだ。PERの説明よりも重要なことで、この判断ができてからPERが意味を成す。この本はそれを教えてくれる。 基本的なことは理解する流れを間違えなければ何も難しいことではない。しかしそれが最も重要なことなのだ。 この本はよくまとめられていて、流れも良い。財務諸表や各指標、それぞれに深い関連性があるのがよく理解できる作りになっている。それぞれを個別で理解するのは危険なのだ。この基本的なことを理解していない投資家は、残念ながらこのような優れた本を読んでいなかったんだろうと思う。
著者は若いですがよく基本を抑えており、分かり易い流れで説明をしています。それだけ深い理解をしているのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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