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参考記事 http://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201312310000/ http://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201508010000/
今年の相場は下落続きですが、全体的に同じように下落しているのではなく、個々の銘柄によって下落率がかなり異なります。全面安の暴落相場ではありません。 去年の前半まで続いていた全面高相場ではリスクを取れば取るほど上昇するという状況で、成長する銘柄を買って放置すれば良いという馬鹿みたいな浅い考えで儲かる相場でした。 それまで大幅に株価が上昇していてもなお、ROEが持続して高い銘柄、利益成長率が高い銘柄、長期的に売り上げが上昇している銘柄、そういう銘柄を買っておけば儲かるという物足りない相場でした。 逆張り投資家としてはテンションが上がりませんでした。 実体経済は期待されているほどには良くならず、薄れ行く高揚感の中で堅調な株価に辟易していました。
僕は2010年、2011年、2012年、2013年と異常なほど儲かりました。この期間、本格的な分散投資家で信用取引をせずに僕より資産増加率の高い人が居るのかどうか。勿論何処かにいるんでしょうが、僕は知りません。2008年にマイナスから再スタートした僕でしたが予想に反して絶好調、2011年の大震災を経ても相変わらず日本株に強気だった僕はリスクの高い銘柄を買い漁りました。 引き続き2014年と2015年も出来過ぎなくらい儲かりました。現物株投資だけで資産は過去最高を更新。正に順風満帆。ただ、増え続ける資産に反比例して株式投資に面白味がなくなってきたなぁと感じ、徐々にバリュー投資家寄りのスタンスを取るようになりました。
そして今年は下落続き。ダウの大幅下落を受けて月曜日も日経平均は大幅下落となる可能性が高いです。
このところずっと全面高の上昇相場が続きましたからまだ十二分に余裕がある投資家ばかりでしょうが、これからは楽観悲観が入り交える、普通の株式相場になるでしょう。国内外にはまだ一般には十分知られていないような悪材料は沢山あります。年初から随分下落した株価ですが、この水準が低いかどうかは全く分かりません。
株価は常に適正価格。 自分が買った値段など何の価値もありません。 含み益がなくなった、含み損が膨らんだ、そんなのは全く何の意味もないのです。 僕たちが持っている株式の価値は、株式に応じた会社の保有権利なのです。 市況に応じて会社の業績は変動するので保有する株式の価値も変動するでしょう。 しかし、買値は何の意味も成しません。(利益確定時に支払う税金が影響する程度です)
相対的に割安な所へ資金を集中させる。 個々の値動きが独自性を帯びているのであれば、割安投資家が本領発揮できる相場です。 資産の評価額が増えるかどうかは二の次。保有している資産の価値が増えるかどうかの方が大切。 そして、今のような相場は保有する価値を増やす絶好のチャンス。
分かってない人が多いですね。ここ数年、ぬるま湯に浸かりきって呆けているんでしょう。
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Last updated
2016.01.16 20:49:53
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