バリュー投資に騙されるな!

2020/05/02(土)14:11

4月パフォ-マンス(ラスト)

先月に引き続き、大型株から小型株まで、何からなにまで上昇する全面高相場で一安心している皆さんこんにちは。 今回も日本の未来に絶望しているMEANIGがお送りします。 保有銘柄公開と同じく、今回がラストにします。もうやる意味ないしね。 良いパフォーマンスを公表しても、僕の承認欲求は満たせませんでした。 僕の承認欲求を満たせるのは相場だけですし、それは僕のパフォーマンスが良かったら満たせるというものではないんです。 今の相場は僕の承認欲求を満たせていない。 僕は金融政策だけで上昇している株式市場は好きではないし、AIがそれに追従しているだけの相場も好きじゃない。 上がれば上がる、下がれば下がる、というような単純な値動きは好きじゃない。 もっと相場というのは複雑なんだ。 金融モラルハザードは好きじゃない。 相場には、謙虚に向き合わなければいけない。 相場から教えてもらうのが本来あるべきだ。 僕は、相場に教えるような立場じゃない。 今の相場は僕の承認欲求を満たせていない。 いくらパフォーマンスが良くたって、値動きの理由が気に入らない。 いつも僕は月末でなく週末にパフォーマンスの計算をしています。3月はたまたま仕事が休みだったので週末でなくても更新できましたが、それ以外はたまたま今年は月末と週末が重なっていたんですね。 今回も月末のパフォーマンスじゃなくて週末のパフォーマンスで1日多いパフォーマンスになりましたが、まぁ誤差範囲なのでそのままいきます。下落日でパフォーマンス下げていますし。 緊急事態宣言が全国に発令され、そしてそれが1ヶ月程度の延期されることが確定した今、流石に、呑気な投資家も、状況が危機的状況だということに気が付いてきたと思います。 でも、先月も同じことを書いたけど、君が思っている以上に危機的状況なんだ。特に日本は、もう中期的に大きな影響を受ける。中期業績悪化相場だよ。ここでいう『中期』は3年程度を指している。3年程度の業績悪化相場だ。それを一生懸命日米が極端な金融政策で買い支えているんだ。何をしているのか分かってないだろう。その後に待ち構えているのは慢性的な悪性インフレだ。君の顔にはまだ危機感がない。 (※ただし、上の文章はこのブログの読者に向けて書いたものではないことを強調しておく!) 「ぬるま湯相場で浮かれやがってこの野郎、おめえなんて、全くもってバリュー投資家の風上にも置けねぇ。金融政策によって不当に膨張した資産を自分の実力だと勘違いしやがって、恥を知れ。気づいていないだろうが、お前みたいなやつが日本の国力を低下しているんだ。本当はお前から累進課税で巨額の税金を取るべきだ。もう再投資するなアホ」と言うのは止めました。ボロクソ言うのが目的だったので、パフォーマンスレースから降ります。パフォーマンスレースというのがどこで開催されていたのかは未だにわかりません。きっとパフォーマンス公開しているブロガーの頭の中だと思います。 ※これも何度も繰り返しになりますが、保有株とパフォーマンスの公開を行うという意味不明の作業は、非常に劣悪な投資家のやる行動です。読者の皆さま方はくれぐれも真似することのございませんようご注意下さい…。 4月パフォーマンスはプラス0.3%。 年初からの合計パフォーマンスはマイナス8.5%で、このままいくと年間パフォーマンス目標マイナス20%未満が達成できる可能性が見えてきました。全面高の中で今月のパフォーマンスが思ったより伸びなかったのは、今の僕のポートフォリオが特殊だからです。 他の投資家さんのパフォーマンスは気になりません。 どうでも良い。 ※暴落後の一時的な反発のさなかで、他人のパフォーマンス気にしている人はちょっとやばいと思います。過剰なリスクを取らないようにご注意下さい。 日経平均が上昇続きの中で評価額が下がり続けているダブルインパース、先月に引き続き買い進みました。暴落相場が反転してから全面高相場が続いて、ミソもクソもずっと上昇していますが、僕は中期下落相場だと思っています。今は資産を守ることが一番です。きっとその後に大きなバブルが来ますから、資産なんてその時にいくらでも増えます。 ワラントプットも大量に買い増ししました。今回は変動率が大きいものだけでなく小さいものも買いました。4月のワラントプットはかなりの損失で、今年のワラントプットの利益を大きく押し下げました。どうせなら利益が20万円以下になれば確定申告しなくて良くなるかな、と思ってしまいますが、まだワラントプットは利益の額が大きいです。 ワラントプットの利益は株式投資のパフォーマンスには加えていません。先月はワラントプット分を加えると年間パフォーマンスは若干プラスになったのですが、現在はワラントプットの利益を加えても年間パフォーマンスはプラスにならなくなりました。 下の文章は先月と同じです。 『 今後日本では中小零細企業の倒産が相次ぐでしょう。大暴落が続くまで、断片的な情報が多くの人に広まるまで、事態の深刻さを多くの国内外の投資家が気付いていなかった。長期的な上昇相場で注意力が薄れ、金融政策頼みの市場の変動に注意を向けず、経済に与える影響(リスク要因の大きさ)を真剣に考えず、状況把握を誤っていたのであれば、既に大きな損失を受けているでしょう。しかし、その「大きな損失」は本当に大きな損失なのでしょうか。株価の暴落が続いた、下落幅が大きい、といっても、たかが知れています。本当に今の投資家は大きな損失を被ったのでしょうか。決してそうではないと思います。まだこの程度の損失です。僕は、何度も言っていますが、投資家が儲かりすぎたと思っています。 労働に対して異常に高い対価を得ている状況が長期的に続き、当たり前だと思っているのではないでしょうか。 そもそもそれは「労働」なのでしょうか。 』 下らない能書きはこれくらいにして、 今の僕の主力銘柄についても個別に今月のコメントを書きますね。 1位 1357 ダブルインバース 日経平均が暴騰しているので大暴落しました。 2位 7745 A&D 少し上昇しました。 3位 2498 オリエンタルコンサルツHD 少し上昇しました。 4位 1540 純金上場信託 少し下がりました。 5位 2871 ニチレイ 少し上昇しました。 6位 4569 キョーリン製薬 余り変動していません。 ベンチマークの日経平均 知らんがな。他のブログを見て下さいベンチマークのJASDAQ 知らんがな。自分で調べて下さい 最後に 暴騰した銘柄を売って、ダブルインバースやワラントプットを買い増しし続けています。 株式市場に対する悲観的な見方が徐々に楽観的になってくる中で、値動きの激しいこのような商品を淡々と買い増しし続けるのは肚の座った、覚悟をしている投資家だと思います。中期投資よりもスパンの短い投資が必要になり、支払うコストが大きく、リスクコントロールが極めて難しい、あまり褒められた投資手法ではないので、変な人は絶賛してくれていいです。指さして笑いながらね。 ​ パフォーマンスの公開をしてみて、今月はともかくとして、先月までトップクラスの成績なのに全く承認欲求を満たせませんでした。良い数値を出しても承認欲求を満たせないので、パフォーマンスを公開することでは承認欲求を満たせないということが分かりました。 パフォーマンス公開というのは、誰も得しない、全く持って愚かな行為ですね。

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