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株価は上がって日本はデフレを脱却した。
賃金は上がり、実体経済成長の兆しが見えてきた。 既にゼロ金利は過去のものとなり、金利がある前提で、時間とともに通貨の価値は毀損していく通常の経済になった。 めでたしめでたし。 資産を急増させ続けている投資家の皆さん、お元気ですか。 どこか変だと思いつつも、株式市場に投資をし続けることが正解だと信じ、投資を続けている皆さん、おげんきですか。 皆さんの金融資産が指数関数的に増加していることが手に取るようにわかります。 日本の小型株は軟調ですがね、なに、大したことじゃありません。 皆さんは殆ど小型株に投資をしていないでしょう。 めでたしめでたし。 この実体経済のどこがおかしいか、把握されているでしょうか。 おかしいな、と違和感を持ち続けている投資家は多いでしょうが、どこがおかしいかを把握している投資家はどこまでいるのか。 なに、大したことじゃありません、正常な経済なんていつの時代もありません。 いつだって、どこか不完全な経済、です。 それでは今は、どこがおかしいか。 一言で言い表すなら、金融モラルハザード、ということではないでしょうか。 富める者を優遇しすぎた。 投資家も随分と優遇しすぎました。 甘やかしすぎた、という方が正しいでしょうか。 そのツケは、悪性インフレとなって、庶民を長い間苦しめ続ける形となります。 既に庶民はインフレに苦しめられ始めていますが、それはこれからも続きます。 本当に日本人は貧しくなりました。 これは5年前には見えていた世界です。 なるべくしてなった、つまり、5年前にその方向に動いていた、ということではないでしょうか。 この地盤が、それまでに呆れるほど長く続いていたデフレ。そして、デフレを脱却させないという力強い日本政府の意志。 これは人的被害なのです。それは全ての日本国民に確り把握して頂きたいと思います。 なぜ日本政府が長年頑なにデフレを脱却させなかったか、普通の政策を取らなかったか。 普通の政策を取らなくても、むしろ、大きな税制改革を何もしなかっただけでも、もっと早くデフレは脱却できました。 株価は上がり、遅すぎるデフレ脱却とともに通貨の価値は急速に毀損し、そしてそれに対応できなかった日本人の生活が困窮する。 これは、随分進みましたが、まだ序章なのです。 この流れはこれからも続きます。まだ暫く日本人の生活は貧しくなり続けます。 投資家の皆さんが、富めば富むほど、日本人は貧しくなります。 取れる政策はどんどん少なくなってきます。 精々、一部の累進課税の増税、一部の逆進性の強い税の減税、といったところでしょうか。 まぁ、もっともっと追い詰められて本気になれば、株式分離課税は撤廃して雑所得に加える、程度はできるかもしれません。 是が非でも、並行して老朽化したインフラ工事を大々的に進める、としたいところです。 ただ、遅きに失した感があります。長引くデフレで潜在生産力が大きく毀損しました。もう余力は殆どないでしょう。 そして、間違いなく、今後はもっともっと労働人口が少なくなります。 もっともっと、もっともっともっともっと、少なくなります。 価格は高騰するでしょう。そして、それを国民全員が負担しなければなりません。 本当に、取れる政策がどんどん少なくなってきましたね。 座して死を待つ日本人、というところでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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