めばえ工舎

2008/01/19(土)16:45

本当は誰かに褒められたい。

アイラヴモッコウ。(157)

長男は今日も。 七福神の八人目みたいな顔をしています。 何神様だ、と問われるならば。 お布団暖めの神様だよと、お答えします。 さて。 大物の製作に取り掛かっている克友氏。 材料出しのついでに、材料庫内を模索。 乾燥を終え、今年使えるようになるものや。 来年、再来年に使えるようになるものを眺めては。 その長さ、幅、厚さから想いを巡らせます。 何がつくれるか、何をつくろうか。 材料を丸太で買い始めたのは、4年前。 去年辺りから、薄いものは使えるようになったのですが。 今年はまた、使えるものが倍増する模様で。 丸太の。 芯付近の幅広の板は、厚めに挽いてあり。 テーブルやデスクの天板などに使えます。 それより少し、幅の狭いのは。 時計や壁掛け用に、薄めに挽いてあり。 その製作工程で出た端材と、樹皮は薪になり。 工房のストーブにくべられ、克友氏のカラダを暖めます。 そのストーブの上で暖められたお湯で、湯たんぽをつくり。 その湯たんぽが、私とベイビーのお布団を暖め。 その後、克友氏のお布団も暖めます。 一晩役目を果たした湯たんぽは、お風呂のお湯に足されます。 お風呂のお湯として役目を果たすと。 翌朝、今度はベイビーのオムツを洗うのに使われまして。 そしてやっと、排水溝に消えていきます。 嗚呼、なんて。 なんて無駄のない、ものづくり。 惚れた。

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