2008/01/19(土)16:45
本当は誰かに褒められたい。
長男は今日も。
七福神の八人目みたいな顔をしています。
何神様だ、と問われるならば。
お布団暖めの神様だよと、お答えします。
さて。
大物の製作に取り掛かっている克友氏。
材料出しのついでに、材料庫内を模索。
乾燥を終え、今年使えるようになるものや。
来年、再来年に使えるようになるものを眺めては。
その長さ、幅、厚さから想いを巡らせます。
何がつくれるか、何をつくろうか。
材料を丸太で買い始めたのは、4年前。
去年辺りから、薄いものは使えるようになったのですが。
今年はまた、使えるものが倍増する模様で。
丸太の。
芯付近の幅広の板は、厚めに挽いてあり。
テーブルやデスクの天板などに使えます。
それより少し、幅の狭いのは。
時計や壁掛け用に、薄めに挽いてあり。
その製作工程で出た端材と、樹皮は薪になり。
工房のストーブにくべられ、克友氏のカラダを暖めます。
そのストーブの上で暖められたお湯で、湯たんぽをつくり。
その湯たんぽが、私とベイビーのお布団を暖め。
その後、克友氏のお布団も暖めます。
一晩役目を果たした湯たんぽは、お風呂のお湯に足されます。
お風呂のお湯として役目を果たすと。
翌朝、今度はベイビーのオムツを洗うのに使われまして。
そしてやっと、排水溝に消えていきます。
嗚呼、なんて。
なんて無駄のない、ものづくり。
惚れた。