めばえ工舎

「二日酔いになった話は書くのに、ならなかった話は書かないのかい？？」
と、克友氏が云うので。

昨日は二日酔いにならなかったことを。
ここに記載しておきましょう。

結構な時間、呑んでいたのに。
席も席だったため、水も飲まずだったのに。

「いい酒は残らないという神話を信じて呑んだから。」
と、帰りの助手席で告白。

あーそー。
あまりあてにしていなかったのですが。

今朝、無事起床。
そして、無事朝食摂取、無事出勤。

ほー。

それが異常に嬉しかったようで、本人。
夜、いよいよ眠りに落ちようかという頃にまたその話をぶりかえし。

「いい酒は残んないんだよ、やっぱっ♪」

その席で振舞われたのは、なんとかと云う新潟のお酒で。
みなさんの大変な感心を集めておりまして。

下戸の私も香ってみたところ。
とてもいい香りっ♪

お酒というよりむしろ別物で。
アロマや芳香剤の中にあってもそそられるような、そんないい香りでした。

「安い酒を呑んで、翌日の午前中を潰すんならね。
　その半日の日当を考えればさ、いいお酒も決して高くないよねっ。」

と、彼の言い分。
私がいよいよ睡魔に負けそうなこの瞬間を狙い、そんな言葉でまるめこもうとして、この酒びたりめ。

しらんぷりして目を閉じたものの。
先に聞こえてくるのは、克友氏の寝息。

勝手だねー。
やれやれ。