最近お会いした方、何人かがこの本を読んで、よかったとおっしゃっていたので、

読んでみました。



ソース



私は、「源」という意味で「ソース」（Source）と呼んでいます。

「ワクワクの源泉」であり、「生きる意欲の源」、「奇跡の泉」だからです。

本来の自分に戻って、子供の頃に感じたような生への意欲を取り戻し、

人生の真の目的を見いだすための方法論です。ソースとはその人の心の扉を開くカギです。

人生のあらゆる面において自分のワクワクの源泉を見つけることは

1回きりの作業で終わるわけがありません。

この作業をつづけていれば、人は可能なかぎりの最高の生き方をすることができます。


人が心から夢中になれることやワクワクすることを追求していくことで、

満たされる人生を送れることを具現化した経験が書いてあります。

「魂が喜ぶ生き方」をすると、どういったことが起こるかが書いてあります。

・自分がしたいのかがわかっているので、周りの人たちの意見に左右されない

・自分がこの世に生きている意義がわかっているので、困難にぶつかっても大きな視野から

　問題を捉えることができ、くじけない。いつも平安な心でいられる。

・人生で進みたい方向が明確にわかっているので、自分の個性を生かした
　
　ユニークな生き方ができる。

・自分にぴったり合った仕事や伴侶に恵まれて、毎日が楽しく充実している。

・ありのまま自分が自然な生き方をしているので、疲れず何の不安のない。

・自分の生き方を応援してくれる人たちが自然に集まってくるので毎日が楽しい。

ソースを生きていると、人生そのものが自己発見の旅になります。

ワクワクを実践すると、それが新たなワクワクへとつながり、

どんどん自分の枠が広がって未知の自分に出会います。

夢のまた夢と思っていたことが現実になります。

自分の生き方がこれでよいのかと迷うこともありません。

自分の人生がどこに行き着くのかと心配することもありません。

進む方向だけが大切なのであって、どこに到達するかは問題ではないからです。

「小さな1歩」があなたを前進させてくれます。

あなたの人生のプロセス、道程を楽しみましょう。

素晴らしいプログラムだと思いますが、

金太郎飴教育をされてきた日本人にはなかなか手をだせないところでもあると思われます。

ワクワクさえ追いかけていればいいのか？

学校の勉強以外に、ワクワクすることを考えなければならない。

という根本的な問題にぶつかりますね。

本来の教育のあり方を日本全体が考える必要があると思います。

学校が終わったら、塾に通って、勉強詰め、理詰めの中で

どうワクワクを見つけたらいいのでしょうか。

もっと子どもの時に、子どもらしい自分の好きなことをやらせてあげる。

そんな余裕を持つべきだと思いました。

大人になって、ワクワクを見つけなさいと勉強しなくてはならないほど、

人間の豊かな思考、感情は枯れてしまっているのかと残念にも思います。

ワクワクはもともとは自分で気付くものではないのでしょうか？

人に言われて気付くのではなく、自分の力で、

自力で見つけることが一番大事だと思います。

まずやりたいと思っていることをやる。

こんなシンプルなことができていない人が多いのにびっくりします。

ソースの考え方を否定しているわけではありません。

むしろ肯定派ですが、当たり前のことだと思うのです。

それができていない現代の社会が病んでいるということを証明している

気がしました。

教育についてはフジテレビの松尾紀子さんのこの本


彼女は教育に関してとっても貪欲に考えていらして、素晴らしい方だと思います。

こんな教育ができたら、日本はもっと良くなる気がします。

事件は国会で起きているわけではなく、現場で起きているんです。