Mechanical Watches~機械式時計の世界~ロレックス、オメガ、IWC、エポス、オリス

2008/11/16(日)19:34

【腕時計:オリス】2008年新作&トピックス その1

ORIS(13)

オリスの今年の新作情報です(今更って感じですが・・・^^;) 相変わらずモータースポーツ、特にF1との関わりの強さを感じさせるラインナップです。  まずはモータースポーツシリーズから新デザインのウィリアムズF1チームモデル2種類  非常にスポーティーかつ頑強な雰囲気でF1との強い繋がりを感じるデザインです。何気に12、3、6、9時以外のバーインデックスはくり抜かれており、日付と曜日のディスクが隙間から見えることで文字盤に変化を与えています。  今年30周年を迎えたウィリアムズF1チーム。今期11チーム中8位と低迷した同チームですが、過去に113回の優勝と16のワールドチャンピオンシップタイトル獲得という名門チームですから、近い将来必ずや優勝争いに絡むチームになってくれるでしょう。    続いて同じくモータースポーツシリーズからTT3シリーズです。  左からフォーミュラゴールド・リミテッドエディション。これは世界300本限定モデルという非常に少量しか生産されないモデルで、オリスでは珍しい金無垢ケースです。お値段はそれなりに高額ですが、「ウィリアムズ命!」というF1ファンの方には是非とも持って頂きたいモデルです。  次はクロノグラフブラック。その名の通り全身ブラックのクロノグラフ。ケースはブラックのコーティングを施したチタンで、ダイヤルにはカーボンを採用するなど、全身ブラックでありながら各部の素材を生かすことで単色とは思えない立体感があり視認性も悪くなさそうです。  続いてクロノグラフ2ndタイムゾーン。こちらもチタンケースにブラックのコーティングを施したものですが、ゴールドとのコンビにすることでラグジュアリーな雰囲気に仕上がっています。また、第2時間帯表示針の先端や積算計のインデックスに赤を入れることでスポーティさと視認性を向上させています。  最後はグランプリ・リミテッドエディション。2008年のF1グランプリ開催地全18箇所のサーキット名を文字盤に記載したモデルで、18箇所にちなんで世界1800本の限定生産です。今年のF1に思い入れのある方は手にしてみては?中嶋一貴デビュー記念とか。  画像がないのですが、同じくモータースポーツシリーズからクロノリスに新色が追加されました。新色はグリーンで現行オレンジカラーでは排除されていた永久秒針と12時間積算計が付き、更にムーブメントがETA/Valjoux7754になり第2時間帯表示の24時間針まで追加されました。価格も大幅にUPしましたが、全く別の時計と考えるべきでしょう。専用ボックスにドライビンググローブがセットになっています。  次はダイバーズシリーズです。  左から、オレンジカラーのプロフェッショナル・ダイバーズ。現行レギュレーターダイバーズの色違いかと思いきや、直径49mmと大幅にサイズアップしています。防水性能は100気圧(1000m)で変更はありませんが、やはりその大きさはド迫力です。ただしチタンケースのため重量は大きさの割には軽いでしょう。専用ケースは一見の価値あり!?  続いてスモールセコンド・デイト。こちらも47mmというビッグサイズ。カラーは写真のオレンジの他ブルーがあります。上記プロフェッショナルよりは一回り小さいとは言え、こちらはステンレスケースのためかなりの着け応え(?)がありそうです。  そしてダイバーズシリーズとしては恐らく初めてとなるGMTモデル。30気圧防水と、上記2モデルに比べてスペックダウンしていますが、30気圧防水はダイバーズとしては十分な防水性能でしょう。防水性能を下げた替わりにシースルーバックを採用したのはちょっと嬉しいところです。ベゼルは世界の都市名が記載された回転ベゼルで、一般的な24時間表示よりワールドタイムを意識したデザインと言えます。  ざっと紹介しましたが、オリスはハイスペックと低価格を両立させる数少ないメーカーです。今年もコストパフォーマンスに優れた個性的なモデルを出してきています。今回紹介できなかったアヴィエイションやカルチャーシリーズは近々紹介したいと思います。 ORIS一覧へ

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