2004/11/01(月)02:14
柳家小三治 今月の二回目
ずっと前に買っておいたチケットぴあの券を忘れずにゆうべのうちにカバンに入れておいた。抜かりは無い。会社の最寄り駅から池袋までは有楽町線で一本だが30分近く掛かるので17:30の終礼が鳴ったらそそくさと会社を出た。初めてのホールなので乗り換え案内のページから駅付近のマップを表示させて大体の場所は予習してある。これも万端。ということで、トップバッターが話し始めてちょっとしたぐらいで会場に到着です。
今は25日よりも約1週間未来の31日に休日出勤しながら書いているんですが、いつもと違うカバンなので落語の資料が有りません。
演目一覧と感想は帰宅してから、あさっての分と一緒にインプットしますので、後ほど。
その前にGREEのオフ会がこれからあるので、帰宅は遅そう。
たった今、家に戻りました。01:25 これから書きます。
----ここからタイムスリップ----
今日の池袋の落語会は、五代目柳家小さん生誕90年を祝って小さんのお弟子さん達の中から何人かが集まって噺をやろうじゃないか、という会だそうで、柳家一門という形になってます。毎年やっているそうで、これからは気に留めて聴こうかなと思うところですが。
開口一番は、柳家小権太 「たぬ賽」
柳亭市馬 「芋俵」
柳家権太楼 「不動坊」
柳家三語楼 「真二つ」(山田洋次作)
中入り
柳家花緑 「目黒のさんま」
柳家小三治 「うどん屋」
花緑の以外は故小さん師匠の得意とした噺を取り上げたらしいんですが、何故か花録は違うのを選んだけど、その理由は定かではない。
小権太は、割当ての時間が短いので仕方ないのかも知れないが、余りにも早口すぎて、まるでどこぞの中学か高校の文化祭で落ち研の発表を聞いている如く、何を言っているのかさっぱり解らなかった。
芋俵はちゃんとしていたけれど、ストーリーというんじゃなくて、登場人物のやり取りの先が読めてしまうのが惜しいかな。
不動坊はそつなくこなしていた。
真二つは新作らしいが初めて聞きました。滑稽噺の一種だろうと思うけど、いわゆる田舎もんの純朴さを笑うという類の趣で話の筋は凝っていて面白かった。
目黒のさんまは、お殿様を志村けんの「ばか殿」を模したイメージでやったので、まあ受けてはいたが軽くなってしまったきらいがある。
うどん屋。今日は乗りに乗っていた。今日の会の由来である小さんについて、稽古のこと、三遍稽古、小さんにまともに稽古を付けて貰った試しが無いこと、兄弟弟子とのこと、圓生や小さんのこと、一度だけやってもらった稽古。30分以上もマクラが続いて、くず屋の呼び声から、うどん屋へ。
本題に入ってからも、主役1の客が来る前に、冷やかしの酔っ払い登場の場面を延々と続けて、面白く聞かせて呉れました。
お陰で、18:30開演なのに、終ってみると22:05まで。特に中入り後はふたぁ~りで100分以上だったような。
いやぁ~、ほんとに聞かせてもらいました。大満足です。