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私は花火が大好きです。 「私花火は超キライ。」と言う人は、今までお会いした事がないので、恐らく 多くの人が「好き」なんだと思います。 夏の風物詩の花火大会は何万、何十万の人が集まります。 そして夜空に咲き誇る花火に、皆、感嘆の声を漏らし、感動し、拍手をしていました。 私も夫と花火大会に出かけては、「おおー!!」と感動していました。 でも、花火を見るたびに思うんです。 あれ、火薬の塊ですよね? 世の中には、同じ火薬を以て、「素晴らしい花火を作って、何万、何十万人という人達を 感動させたい。」と思う人もいれば、 同じ火薬を以て、「素晴らしい爆弾を作って、何万人、何十万人を一気に殺せるようにしよう。」 と思う人もいるわけです。 つまり・・ 「物そのものには、善も悪もないんだな。」って、思ったんです。 「物を手にした人の心が、物の善悪を決めているんだな。」って。 お料理をするのに包丁は欠かせません。 でも包丁を人に向けたら、それは凶器に変わります。 同じお金を持っても、生き金にする人も、死に金にする人もいます。 同じ権力を持っても、その権力を世の為、人の為に使う人もいれば、 私利私欲の為に使い、世を混乱させ、人々を苦しめる人もいます。 火薬も、包丁も、お金も、権力も、ただ必然的にそこに在るだけで、 その善悪は、持つ人の心が決めているんだと思います。 どうせなら、火薬を見て、「優れた爆弾を作ろう!」と思うよりも、 「誰もが好きな花火を作って、多くの人を感動させてやろう!」と意気込む方が、 素敵だと思いませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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