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めでたし×めでたし

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2011年02月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
経営の神様と呼ばれた松下幸之助さんは、「素直であること」を、
事の他大切な事だと考えていました。


松下幸之助さんご自身、どんなに地位が上がって偉くなっても、
素直でいる事を、心がけたそうです。


なぜなら・・、その理由を松下幸之助さんは著書の中で、
こう表現されています。


「素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、
 順境は自惚れ(うぬぼれ)を生む。」



私もセラピーのお仕事をしていて、「素直さって大事だな~。」と、
痛感していました。


こちらがセラピストとして、クライアントさんが変わる為の方法の
アドバイスなどをした時に、「はい。」と素直に言える人は、
好転への変化の訪れが早かったです。


反面、「でも~、○○だから・・。」「だって、○○だし・・。」と、
言い訳を始める人は、「あ、この人時間がかかるな。」と思ったものです。


「変わりたいんです。」と言って、セラピーを受けに来ているのに、
 言い訳をしている時間の分だけ、変わるのが遅れるのです。



ちなみに、私と夫の間では「でも」「だって」「だから」の3つを、
「三大言い訳枕詞」と、呼んでいます。


「世界の王」で名高い王貞治さんは、最初からホームラン王だったわけでは
ありません。


最初の三年間は鳴かず飛ばず・・。
「王は王でも三振王」と野次られていたそうです。


そんな王さんの素質を見抜き、ホームラン王にまで育てた
荒川博さんと王さんの出会いは、王さんが中学生14歳の時。
荒川さんは現役バリバリの24歳でした。


王さんが公園で野球の試合をしているのを、犬の散歩をしていて、
たまたま通りかかった荒川さんが、「えらいうまい子がいるな。」と、
眺めていたんだそうです。


ただ、当時の王さんは左投げの右打ち。
「もったいないな~。」と思った荒川さんは、試合をやっている所へ、
スタスタと入っていって、王さんに聞きました。


「坊や、どうして右で打っているの?」
すると王さんは、
「お兄ちゃんが右だから。」と答えました。


荒川さんが「坊や、左で打ってごらん。」と言うと、
王さんは「はい!」と答えて、素直に左ボックスに入りました。


そして初めて入った左ボックスで、いきなり二塁手の頭の上を抜ける、
凄い二塁打を打ったそうです。


「お前ならベイ・ブルースを抜ける。」そう言い続けて、王さんを育て、
実際にその言葉を実現させた荒川さんは、王さんの素質をこう言っています。


「“坊や、左で打ってごらん”って言ったら、“はい”って言ったでしょ。
 これが王の素質です。」



スポーツ選手なのに、荒川さんが王さんの素質として見抜いたのは、
運動神経でも、筋力でも、足の速さでもなく、アドバイスに対して、
「はい!」と答えた素直な心。


「素直な心が道を開く。」

そんな風に思います。手書きハート







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最終更新日  2011年02月24日 13時57分16秒
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