痔核☆痔核直腸と肛門静脈叢は静脈弁のない門脈の最下部に位置するため、うっ血しやすい。うっ血が続くと静脈壁は嚢状に拡張して静脈瘤となり、痔核ができる。 静脈瘤が腫大し肛門外に脱出したり、表面の粘膜の拡張により出血することがあります。 妊娠中は ■内分泌環境の変化により静脈壁の弛緩 ■循環血液量の増加 ■増大した子宮の圧迫による静脈圧の上昇 ■便秘になりやすい このような事情から、妊娠中期以降には痔核が起こりやすい。 <対処方法> 分娩時の怒責と分娩後の肛門支持組織の弛緩のため、分娩直後は悪化するが、分娩が終わって静脈への圧迫がとれると自然に軽快することが多い。 ■便秘や下痢を防ぎ、排便習慣をつける ■入浴により骨盤内の血行を改善させる、(冷えると血行が悪くなる) ■清潔に気をつけて感染を防ぐ ■排便時には強くいきまない ■分娩時にも強くいきむと悪化するので、いきみを短時間に済ませる ■食事は消化の良いものをとり、繊維の多い野菜や果物を食べる。 妊娠中に痔核の外科的処置を要すことはまれですが、大量に出血したり痛みがひどい時は主治医に相談しましょう。 <アロマセラピー> 局所の静脈の循環を良くする【サイプレス】 浮腫をとる【ジュニパー】 毛細血管の透過性を減少させるルチンやフラボノイドを含む【レモン】 血腫を形成している場合には【ヘリクリサム】 上記精油をキャリアオイルに1%濃度で作成して塗布する 同じ精油で座浴または半身浴しても良い ジャンル別一覧
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