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2012.06.17
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カテゴリ:婦人科の病気
46才から68才の閉経時期の明らかな女性12134名を17年間追跡調査したコホート研究があります。
閉経年齢別に全死亡、心血管疾患、悪性腫瘍の罹患に関する多変量ハザード比を算出している。

閉経が遅くなれば遅くなるほど、乳癌、子宮がん、卵巣癌は増えるが虚血性心疾患は減少し、全死亡率は減少する。

もう一つの研究は、子宮を取る時に卵巣を両方とも摘除した外科的閉経の調査です。
卵巣を温存した人13035人と卵巣を両方とも摘除した16345人を30年間追跡調査しています。
50才未満で卵巣を取ってしまった場合、乳癌のリスクは0.73と減少するけど、冠動脈疾患は1.73になり、脳卒中は1.54、全死亡は1.54に増加する。

閉経が早いほど死亡率はたかくなる。

こんなことを知ってから、早く閉経した人には、積極的にホルモン補充療法をお勧めしています。





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最終更新日  2012.11.29 00:02:43
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