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2006年01月15日
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カテゴリ:師匠の講義
『弟子』クンに言われるまでもなく、例のBNF氏の言葉に対しては、自分なりの解釈をまとめておこうと思っていました。
過去ログや週刊誌の記事を検索する限りでは、僕と似ているのは、スイングトレード(2日から数日以内のトレード)を多用することや、短期的に上昇しそうな銘柄群を選択し、主に買いで勝負する投資方法であること。

一方で、彼と僕の違いは、僕が長期トレードからスイングトレードに移行したのに対し、彼はデートレードから、スイングトレードに移行しているということ。
一見些細な違いに感じるかもしれませんが、結果的に、僕がスイングトレードといえど、ある程度ファンダメンタルを重視する投資スタイルであるのに対し、彼はほとんど考慮に入れず、よりテクニカルを重視するスタイルになっているはずです。

だからといって、別にどちらがすぐれた方法というわけではなく、これは自分に合ったスタイルかどうかという問題で、いきなり彼の投資方法を真似ることはありません。

ただ、僕が驚いているのは、彼の洞察力や、合理性、柔軟性です。
僕の驚きを正確に伝えられるかどうか自信がないのですが、例えば、


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乖離率は単に数字だけを見て、どの銘柄も横一列に並べてはだめなんです。
まず、セクターによっての乖離率の特徴。このセクターの銘柄群は移動平均線に比べて乖離しやすいから買うべき乖離率の目安も厳しめに設定しなければ
いけないとか、このセクターの銘柄群はいつもあまり乖離しないから それほど乖離率が厳しくなくても買いを狙えるとかですね。
しかし、これはかなり大雑把な区分けでここから更に同じセクターでも
乖離しやすい銘柄群、乖離しにくい銘柄群の判断をしていくことが重要ですね。

01年を例にとって説明すると乖離しやすかったセクターは 電気、精密、小売、卸売、銀行、証券、通信、サービス あとはセクターではないのですが低位株全般。店頭の銘柄。今と違って銘柄数は多くなかったですがマザーズの銘柄。
このあたりでしょうか。
例えば小売セクターではバブル崩壊以降に上場して99年に急騰した100株単位の銘柄群の乖離率がきつかったです。
私は22%~28%以上乖離した 段階から買い候補に入れていきました。
小売セクターが売られている時はこれ等の銘柄群の乖離がきつかったです。
サービスセクターでも同じような銘柄群の乖離がきつかったです。
こっちは22%~30%以上の乖離率から買い候補に入れていきました。
銀行セクターは20%~30%以上。店頭銘柄のIT関連以外でバブル崩壊以降に上場した銘柄群は22%~32%以上の乖離。
店頭のIT関連は25%~45%以上の乖離。
マザーズの銘柄群は28%~60%以上の乖離。
これはこれだけ乖離してやっと買い候補に入れるというだけで、アメリカなどの下げで更にここから売られてやっと買うというスタンスでした。
同じような銘柄群でも率に開きがあるのは流動性など個別に判断していかなければ いけないからです。


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この一節とってみても、まず、徹底的に細分化するという緻密な分析力を備えているということが分かります。
さらに、状況に応じて柔軟に対応できるという能力をも同時に兼ね備えていることが分かります。
周りの人や自分を省みて欲しいのですが、緻密であり、かつ柔軟な人というのはなかなかお会いできません。
しかも、これほど綿密な緻密さと正確な曖昧さを両有している人はめったにいないでしょう。

さらに、同時期の過去ログですが、

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株で重要な要素の一つは銘柄の視野の広さだと思います。
結局、複雑にチャート分析しても単純にチャート分析しても
銘柄の視野が狭ければ有効利用はできないからです。
チャートは極力単純な方がいいと思います。
結局、株は上がるか下がるかだけの話なので 複雑にチャート分析しても単純にチャート分析しても上がるか下がるかの予想が付けばそれでいいのです。
むしろ複雑にチャート分析をしすぎてこっちの指標的には買いだけどこっちの指標的には微妙なんだよなぁという状態になり買い場を逃すようなことになっては本末転倒だと思います。
それなら単純なチャート分析の単純な買いパターンに入っている
株を探すのに集中した方がいいと思います。


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とチャート分析に対し、本質を鋭く捉える洞察力を披露しています。
どう考えても、チャート分析を徹底的に行っていながら、大局的に把握し、チャート分析の核心を突いているのです。

僕が強調したいのは、この二律相反する能力を同時に共有しているという点です。
言い換えるならば、鳥瞰図の細部を詳しく分析しながら、完全に全体も把握するかのような能力を兼ね備えているという点です。

以前紹介したかもしれませんが、F・スコット・フィッツジェラルドは、「第一級の知性とは、心の中に2つの対立する考えを抱きつつも、その機能を維持する能力である」と言っています。
僕からすると、彼には、この第一級の知性が備わっているとしか思えません。

さらにもう一節。

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「そもそも今儲かってる手法がそんなにいい手法かどうかは 私にはまだ分からないです。株式分割発表するだけで時価総額無視して上がりまくったりするような地合だからこそ通用するだけで下げ相場で今の手法をやったら儲かっても少しでリスクの方が高いかもしれません。
そもそも今の地合はどんな手法の人でも儲かってる人が多いような気がします。

(中略)

(自分の投資手法は)短期の強気の順張り手法はこんな強い相場だからこそ儲かる手法なだけで今の地合ならどの手法の人も儲けてるでしょうからそれほど特別
優れてる手法かは分からないです。


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僕は、相場で生き残るのに最も必要な要素は、“変化できる能力”と考えています。
チャールズ・ダーウインの有名な言葉、
「最も偉いものが生き残るわけではない。
 最も強いものが生き残るわけでない。
 最も変化できるものが唯一生き残ることが出来る」

をあげるまでもなく、相場を少しでも経験すれば、変化できる能力が非常に重要なことは身に染みて感じることでしょう。
しかし、成功すればするほど、簡単には変わることができなくなってしまいます。
上の文章からは、あれほど利益をあげても、変化できる謙虚さや柔軟性さえも兼ね備えていることも明らかです。

緻密な分析力、的確な状況判断、本質を捉える洞察力、変化できる謙虚さや柔軟性。
これら、ひとつでも備わっていれば、ある程度利益を上げられるであろう程の能力が、同時に全て備わり、有効に機能しているところが、天才的な成果を上げ続けている最大の要因ではないでしょうか。

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最終更新日  2006年01月16日 12時16分21秒
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