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カテゴリ:師匠の講義
このブログ始めて以来最大のドローダウン。
先週金曜日から、銀行株を空売りして、リスクヘッジしているつもりでしたが、保有している新興株の下げが激しく、前日比にして、-7.6%、今年の利益の3分の2が吹き飛んでしまいました。 ある程度の下落は仕方ないにしても、ポートフォリオマネージメントが十分でなかったことを思い知らされ反省しているところです。 今回の暴落は、『弟子』クンが言うように、ライブドアへの東京地検特捜部による捜索そのものが下落の原因ではなく、下落するタイミングであったところに、効果の大きな“触媒”が加わったと考えるべきでしょうね。 さて、『弟子』クン、現在、君がまだある程度の新興株を保有していると仮定して明日はどうするのがベストでしょうか? まず、明日以降からの予想ですが、3択です。 1)ライブドアショックによる下げは一時的であり、日本経済への影響は軽微であるため、数日以内に急反発し、最高値を更新する。 2)今回の下落は、予想外に長く続いた上昇相場の調整であり、上昇トレンドに戻るのに数週間~2,3ヶ月かかる。 3)今回の下落が引き金となり、中長期的にトレンドが転換し、下落トレンドに入る。 『弟子』クンはどれを選びますか? 正しい答えはもちろん、後になってみないと分からないんだけど・・・。 僕としては、これほど新興株が下げても、おそらく多くの投資家はまだ利益が乗っていると推測されることに注目するだけでも、1)ではないような気がします。2)と3)に絞って仮定してみると・・・。 2)の場合。 短期的に急落した後の反発を狙うというのも一つの考えですが、僕自身の考えでは、この局面で、あえて、儲ける必要はありません。このような局面で大きなポジションをとるということは、例えるなら、見通しの悪い道路を、灯りも付けずにハイスピードで走るようなものです。 それよりも、僕の考えでは、とりあえず、生き残ることが最優先です。 キャッシュポジションを増やすなり、空売りを用いるなりして、現在のポジションをキープしてさえいれば、そのうち見通しが良くなります。 その段階で、また全速力で、走ればいいのです。 3)の場合。 典型的な“並みの投資家”によくあるパターンは、「まだまだ利が乗っている から、もう少し戻るまで持っておこう」→短期的に反発すると、「ひょっとすると高値まで戻るかもしれない、もう少し持っておこう」→下落すると、「あれ程利益があったのにほとんど無くなってしまった。いまさら、売れない」→さらに下落、「そろそろ買い時」でナンピン買い→さらに下落、塩漬け株の出来上がり、でしょう。 いうまでもなく、どこかの段階で、心理的な抵抗を克服して、この連鎖を断ち切る必要がありますね。 理想的には「ひょっとすると高値まで戻るかもしれない、もう少し持っておこう」で売るべきでしょうが、心理的には難しいでしょうね。そうすると、現実的には、「まだまだ利が乗っているから、もう少し戻るまで持っておこう」という段階で、保有株を売るべきなのです。 結局、生き残ろうと思えば、自分の予想が2)であれ3)であれ、「売り」が最大公約数的な答えだといえます。 ただ、実際に経験すれば分かることですが、この答えを実行するには、かなり心理的な抵抗を感じることでしょうが・・・。 本日の教訓 ”正しいトレードというのは、決して心理的には楽ではない” お役に立ったでしょうか?YESなら応援クリックお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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