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カテゴリ:師匠の講義
本日は、主力株中心にさえず、平均株価は113円安と反落。
僕の基本的な考えは、昨日と変わっていません。 『弟子クン』は、反発狙いの買いからは入っているのでしょうか? それとも、ぼちぼち、売りを実践しているのでしょうか? 『弟子クン』は以前、1月26日の記事に次のことを書いていましたね。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 空売りって,単に買いの反対の行動ってワケじゃなさそうですね. >>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 誤解を恐れずに言うなら、理想的な上げトレンドのトレードと理想的な下げトレンドのトレードは単なる反対の行動であるべきだと思います。 うまく伝わるでしょうか? 簡単に言うと、上げトレンドにおける買いのポイント、利益確定のポイント、損切りのポイントなどが適切であれば、下げトレンドではその逆をすればいいだけではないでしょうか? 試しに、上げトレンドのチャートをひっくり返して見てください。 大きなヒントになると思います。 ただし、売りを仕掛けるなら、ポートフォリオ・マネージメントという点から、必ず注意しなければならないことがあります。 例えば、具体的に、100万円の株を買ったとしましょう。 予想通り上昇し、120万になったとします。当然、ポジションは、自然と120%に増えています。 一方、意に反して下落してしまい、80万になったとします。 この場合、当初に比べポジションは、80%に減っています。当たり前ですね。 つまり、買いでは、意識せずとも、自分が間違っていれば、自然とポジションを縮小し、自分が正しかったなら、自然とポジションを増大しているのです。 ポートフォリオ・マネージメントの原則の1つは、「自分の考えが正しければポジションを増やす、間違っていれば、ポジションを減らす」ことです。 買いの場合は、知らず知らずのうちに、ナンピン買いしなければ、自然とこの原則を守っているのです。 しかし、売りは全く反対になってしまいます。 つまり、何もしなければ、自分の考えが正しい時は、ポジションを減らし、間違っている時は、ポジションを増やしてしまうことになります。 自分の考えが間違っているのに、より大きなリスクを取ることほど愚かなことはありません。 要するに、結論としては、売りでは、より細かなポジション調整や、より厳しい損切りが要求されるということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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