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カテゴリ:師匠の考察
本業が忙しく、ちょっと久し振りになってしまいました。
僕のポジションの方ですが、先週の月曜日と火曜日に、当初のシナリオから外れたために、やむなくショート・ポジションを縮小。 結局、含み益はなくなってしまいました。 利益確定のタイミングというのは、やはり難しいですね。 ホリエンロンさんへ >>> 素直に受け取ると、デフレ脱却の兆しと日本経済の健全化を象徴する金融政策と捉えることができます。 多くの日本企業はリストラを経て筋肉質な企業体質に変貌し、新たな成長段階に入ったように見受けられます。 そして、世界を見渡しても、住宅市場の減速はあるものの米国経済は好調を現在のところは持続しているし、欧州の景気回復も鮮明化してきました。 BRICsは元気そのもので存在感を増し、これまで日米欧の三輪車だった世界経済が四輪車になろうかという勢いです。 このようにファンダ面で見ると、国内・国外ともに景気は拡大基調で、非常に期待が持てます。 >>> いつも理路整然としたコメントありがとうございます。 おそらく、僕なんかよりもずっと論理的な思考の持ち主だろうなと感心しながら、いつも、コメント読ませて頂いています。 ホリエンロンさんのおっしゃることはもっともですし、景気は、長期的には上昇トレンドが続くのでしょう。 ただ、あえて反論させて頂きますが、経済の発展というマクロな話と相場の予測というのは、別の次元の話になるのではないでしょうか? つまり、今回の場合ですと、景気が良くなると予測されるからと言って、相場が必ずしも上昇するとは限らないということです。 なかなかうまく言えませんが・・。 きっと、ホリエンロンさんに比べると、僕自身は、相場を予測することを諦めてしまっているのでしょうね。 ただ、その代わり、現在のトレンドの状態やトレンドの転換を見つけることに重点を置いているつもりなんですが・・。 そういう観点からすると、現在は、多くの銘柄が、25日移動平均を越えてきており、新興株関連の相場も、中期的に、このまま上昇する可能性が出てきたのではないかと感じています。 さて、実際はどうでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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上値の重い相場が続きます。
私が今後3~6ヵ月の株式相場に関して懐疑的に見ている理由の一つは、最近の株価調整が外国人投資家の売りによるものではなかったということなんです。 もし、今、私が外資のファンドマネジャーだったら、含み益のある日本株を少しずつ売って比率を下げると思うのです。 最近の日本の株式市場は、高所恐怖症ゆえか、少しの不安材料や売り浴びせでパニックに近いような下げ方をします。 いざなぎ景気を超えるであろうこの好景気にもいずれ減速が訪れます。また、タイミングを合わせるようにして、9月には自民党総裁選も控えています。 そのときに株価が急落して含み益を失うリスクを考えると、好調なうちに利確してしまおうと私なら判断すると思うのです。 実際に外資のファンドマネジャーがどう考えているか知る由もありませんが、需給面で厳しいような気がしています。 今後、相場が上昇する(信用売りをしない私は上昇を熱望してはいるのですが)と仮定すれば、買い上がる主体は誰でしょうか。 私は投資経験も浅く、さほどのパフォーマンスもあげていない素人です。 需給面について皆さんはどう見ておられますか? そして、もし皆さんが外資のファンドマネジャーだったらどうされますか? (2006年03月16日 01時10分25秒) |