“休むも相場なり”という格言の矛盾について
本日の平均株価は240円安と5日ぶりに大幅反落し、1週間ぶりに1万6000円割れ。僕自身の2月のパフォーマンスは、-2.8%。最大ドローダウンは、-8.0%。後半は、ほぼシナリオ通り推移したものの、前半の損失を補うことができませんでした。振り返ってみると、前半は自分が何をしているのか分かっていない状態でした。『弟子』クンもどこかで書いていましたが、ライブドアショックから、2月前半までのような相場の方向感が定まらない時期には、相場から離れることが一番なのでしょうね。しかし、よくよく考えてみると、そもそも「自分が何をしているのか分かっていない状態」ということに気付いていないのですから、なかなか離れられないわけです。“休むも相場なり”という格言がありますよね。有名な格言でしょうから、多くの投資家にとって説得力があるのでしょう。しかし、はたして、この格言は投資家にとって本当に有効でしょうか?有効だとして、一体、誰が、いつ休むべきかを教えてくれるのでしょう?誰が、いつ相場に戻るかを教えてくれるのでしょうか?常識的に考えて、誰も的確には教えてくれません。ならば、自分で判断するしかないのですが・・・。例えば、損失が続く時でしょうか?あまりにも漠然とした答えですよね。例えば、迷ったら撤退という人もいますが、迷いながら、大きな利益を得ることはよく経験することです。さらに、通常、迷いなく相場を張るのは、逆にかなり危険なことです。だいたい、自分で休むべきタイミングが分かるならば、その人は相場を的確に捉えているわけで、あえて相場から離れる必要はないのではないでしょうか?結論としては、「“休むも相場なり”という格言には、大いなる矛盾がある。」これが僕の2月の損失の言い訳です。今月は、こんな言い訳を考えなくてもいいようにしたいものです(^^;