テーマ:暮らしを楽しむ(387797)
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僕が幼稚園児だった頃、友達と喧嘩して、
その友達に僕は石を投げつけて怪我をさせた。 あの時の事は今でもよく覚えている。 菓子折りを持って母親と謝りに行ったこと、 その後両親から、こっぴどく叱られたこと。 大昔の事なんだけど、今でもよく覚えている。 昔の記憶で悪い事や嫌だった事って結構覚えてるもんだ。 逆に楽しかった事や嬉しかった事は、 単に「楽しかった」「嬉しかった」ってことは覚えてるけど、 具体的な情景としては覚えていない。 女の子と付き合っていて、楽しいデートはたくさん有ったのに、 楽しかったって事は覚えてるけど、具体的な情景となると、 霧がかかって、あまり思い出せない。 逆に喧嘩した事や別れる時の事は、はっきりと覚えている。 彼女の表情、着ていた服、僕に投げつけた言葉の一字一句まで 鮮明に覚えている。 それは何故なんだろうか。 人間の脳は、覚えておきたい記憶よりも 忘れてしまいたい記憶を残すように出来ているようだ。 嫌な思い出は経験として心に刻んで、 楽しい思い出は残らないから、 新しく、毎日作りなさいって事なんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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