テーマ:たわごと(26807)
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僕は掃除機が嫌いである。
家電製品は嫌いではない。 洗濯機は好きだし、冷蔵庫も大好き。 炊飯器には愛着があるし、テレビには友情を感じる。 だが、しかし、掃除機だけは嫌いである。 まず、なんといってもあの大きな音に腹がたつ。 テレビの音も聞こえないし、会話も出来ない。 なんの情緒も遠慮もないあのうるさいだけの音は許せない。 それから、なんでも吸い込んでしまう頭の悪さも気に入らない。 大事なものでも何でもお構いなしに吸い込んでしまう。 カーテンなどを吸い込むと大変なことになる。 それなのにこちらがスイッチを切るまで 狂ったような音をたてて吸い続ける。 何を考えているんだと怒鳴りたくなるが、 どうせ掃除機は何も考えていないのだろう。 そもそも日本の生活スタイルに掃除機は似合わない。 日本には箒という立派な文化がある。 僕は一人暮らしのときは箒で部屋を掃除していた。 箒一本で、畳の部屋ならすぐにきれいになる。 箒は、けたたましい音もたてないし、 勝手に人の物を吸い込んだりしない。 ただ、残念なことに箒はカーペットなどの掃除が苦手なようだ。 掃除機だってカーペットの中のゴミを完全に取れるわけではないが、 箒よりは得意らしい。 誰か、掃除機より情緒のある掃除道具を開発してくれないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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