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カテゴリ:考えたこと
教職について12年目。
あれから10年も~♪この先10年も~♪ 久しぶりに渡辺美里を聞きつつ 多感な青春時代を思い出しています。 というのも先日初任の時に担任した子どもたちが 今年成人式と言うことで 同窓会に呼ばれて行ってきたんです。 10年…はやいな~ 私の他にも1.2年生担任だったO先生と と5~6年生担任だったT先生もいらっしゃっていましたが この二人の男性の先生が 子どもたちに囲まれると 小さく見えましたね~。 子どもたち、本当に立派になって。 もう、その姿を見るだけでじ~ん。 近況や夢を語ってたくさん元気をもらいました。 まだ鮮明に覚えています。 緊張しながらはじめて教室に入ったときの 子どもたちのくるくるした目、表情。 思い出話に花が咲きました。 「おれさあ、体育の時間ふてくされて ちゃんとサッカーやらなくて、先生を泣かせちゃったの 今でも覚えているよ~」 ちょっと恥ずかしがり屋だけど、実は面白いM君 立派に成長していました。体つきは立派だけど 顔は相変わらずかわいい 「俺、やっぱりあきらめきれないものがあって 遠回りだと分かっているけど、今、あえてその遠回りの道を行っています。 絶対あきらめたくないんですよ。 今の仕事はお金を貯めるためにやっているけど でも、その経験も本当に大事だなって。そう感じています。」 授業中ジョークばっかりとばしていて (将来は吉本興業行きだとみんなから太鼓判もらっていました) 宿題のやり直しをよくやっていたDくんの口から こんな熱っぽい語りを、夢を聞けるなんて 本当に、うれしい。 お酒を片手に語れるこの日がくることを いつも夢見ていました。 この子達、どんないい男、いい女になるんだろうな~。 テスト用紙に集中している子どもたちの顔を ぼ~っと眺めながら、よくにやにやしていたものです。 とくに元気をもらったのはMちゃん 母校での教育実習を体験して 小学校の教員になりたいって感じたそうです。 周りにはそんなの考えが甘いって いろいろ言う人がいるらしく悩んだり、迷ったり しているようでした。 「実習に行ってみて、私が小学校の頃 先生たちはこんなに大変だったんだなって 自分がやってみて、本当にそう思いました。 でも、夜遅くまで指導案とか考えて大変だけど やればやるだけ子どもたちは返してくれるって言うか 本当にやりがいを感じたんです。 うまくいかなくてたくさん泣いたりもしたけど…」 彼女の言葉で私が初任だった頃のことがよみがえってきました。 彼女はまだまだ自分に自信が無くて 迷いもたくさんあるみたいだけど しっかりと熱を持っていると感じました。 それが嬉しかった。 思い出深い写真を眺めながら 「あっ、先生、これ白い帽子!覚えています。 このとき、先生、鳥肌が立つ授業したんですよね~! チョウチョが実は女の子だったって言うのを みんなで話しながら読み解いていった。 あの授業、今でも覚えているんですよ」 ええええ?????? お、覚えていない。 でも、記憶の底にかすかに残っているような… とにかく必死にやっていたからな~。 でもMちゃん、最高の褒め言葉!ありがとう~! そして後日 メールでまたまた褒め言葉をいただきました。 「今になってだけど、4年の時の先生からの言葉とかに めちゃめちゃいろんっな事を感じています。 いつになっても、私の一番大好きなMaki先生です。 そして今は一番尊敬しています。」 当時の私は失敗だらけで教師として全然自信なかったんだけど… どんな言葉をかけたかも記憶にないけど… こんな素敵な言葉をもらえて最高。素直に喜ぶ私。 また、初心に返って襟を正して 子どもたちと丸ごと育っていこうと気持を新たにする年の初めでした。 Mちゃん、一緒に働ける日を楽しみにしているよ。 もちろん、途中で目標が変わることもあるかもしれないけど やる前からあきらめず 自分を信じてやるだけやってみて。 結果それで違う道を選択をする事はあっても、 その過程であなたはきっとたくさんの宝物をつかむはずだから。 いろいろ言う人はいるかもしれないけど 子どもたちは学歴とか社会的地位とかであなたを見ることはないから あなた自身を見るから。 だからこわいけどね、大人にとっては… まっ やれることを やれるときに やるだけ やっていこ~ばい! ぶいっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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