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テーマ:小学生の勉強(1331)
カテゴリ:どんぐり倶楽部
今年は3年生担任。
試行錯誤の毎日です。 さて、3年生ではわり算が始まります。 算数の時間は まちがいを大事にすること。 絵を描くこと この二つを大事な約束として進めています。 ![]() 今担任している子どもたちは 5+8の計算を指を使って次のようにやっています。 指文字で8をつくって、それに1を5回足して 9,10,11,12,13 と、数えて5+8=13とします。 まだ、指のイメージ操作にはつながっていないようです。 そこで、ラミネートデンタ君作成。 ![]() ホワイトボード用のペンで書いたり消したり気軽に できます。このラミネートデンタ君を使って 足し算の練習をしてイメージ操作を練習しているところです。 デンタ君についてはこちら。 さて、まだ九九の定着が怪しげな子どもたち。 確認をしたら2の段、6,7,8の段が特に まだまだです。 当然トライアングルナンバーズ登場~♪ 教室の前面にいつでも確認できるように 拡大コピーして掲示しました。 ラミネート加工して トライアングルカード作成。 ![]() 指で押さえて、分からないときは 見て確認して覚えます。 ![]() 一覧表も作成。 答え合わせの時に確認するのに使います。 ![]() しばらくはこのカードを使って 家庭学習で練習をしました。 わり算の授業では当然絵を描きながら進めます。 お宝算、みんなでお宝を分けると ひとり分は?という導入で入りました。 ![]() 「お宝」という言葉の意味が分からないので その意味を押さえるのに20分ぐらいかかりましたが…(汗) 丁寧に絵を描くようにしています。 ![]() わり算の式を押さえた後は 必ず自分で枠を書いて、 トライアングルナンバーズを思い出して 書くようにしています。 ![]() 楽しく覚えようと算数の時間に わり算ゲームをしました。 このような枠を作って、 ![]() 問題を考えて相手に渡します ![]() ![]() う~ん、答えは何だっけ? ![]() 答えを書き込んだら、相手に返して 採点をしてもらいます。 正解とまちがいのカードを分けて… 最後には大事にわからん帳に入れます。 ![]() しばらくしてカードに改良を加えました。 空白欄を作ってみました。 裏には空白欄のない答えがあるので すぐに答えが確認できます。 ![]() 簡単に答えられるものには シールを貼っていきます。 自分の弱点の部分を集中して 練習します。 ラミネート加工しているので ホワイトボード用のペンで 書いたり消したりできるので 書き込みながら練習もできます。 また、自分の弱点の部分に 印をつけたりします。 ![]() ![]() 計算プリントをして、間違ったものがあれば わからん帳に入れます。 わからんちょう 大事にしてがんばるぞ~ ![]() ![]() 現在は「みずのかさ」の勉強で 「単位かんさんひょう」を導入して 使い方を学習しています。 こちらについてはまた後日報告したいと思います。 このトライアングルナンバーズ(三角視算表) は、子どもたちの保護者にも大好評です。 宿題ではお家の人とわり算ゲームを楽しんでもらったりしています。 ゆっくりだけど確実に定着しつつあります。 速くはできませんけどね。 「速くする必要はありません。 速くしようとしてはいけません」 って子どもには言っています。 じっくり考えることが大事よって。 うまくいかないときにどうするか考えるのが大事って。 あれこれ試行錯誤、暗中模索ですが 楽しく算数を学ぶために がんばっているところです。 何かもっとよいアイディアなどあれば教えてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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