絶不調的山形紀行 その1。

期間:2003.4.15(Tue)~4.16(Wed) 
行先:山形県上山市・山形市・天童市
お題:はじまりはいつも雨。。。(-.-;

  ☆写真はこちらに置いてあります。覗いてやってくださいね☆

4/15(火)
前夜、夜勤明けでいきなり体調絶不調になる。吐くわお腹はピ~ピ~
だわ、で、ほぼ1~2時間おトイレから離れられず。。風邪なのか?
食アタリなのか?疲労のせいかは不明。但し、近年稀に見るような
体調の悪さに半分死にそうになったまま、浅い眠りに就く。。
早朝、何だか変な予感がしてケータイを見たらメールが1通。今回
一緒に山形に行く予定になっているICさんからのもの。
ICさんは確か今日夜勤明けのハズ。。と、嫌な予感がした通り、同
僚さんの一人が調子が悪く、もしかしたら明日の夜勤入りを変わら
ないといけない。そうしたら旅行には行けない、との事。。
出発は夜勤明けのICさんに合わせて午後のそんなに早くない時間に
してあったので、とりあえず返事を送ってどうなるか待つしかない。
体調も昨晩よりはいいとはいえ最悪に近いから、いっそキャンセル
するか。。とも考えたけど、折角の誕生日、行くと決めたんだから
もし一人でも行こう、とか考えながら、布団の中でだらだらする。
どうやらお天気も悪いらしい。。寒いし。。
でも天気予報を見たら、雨が降っているのは関東だけ、しかも最後
まで降っているのは東京と横浜だけで、東北地方は晴れているのだ
という。。。むむむ(-"-;
昼近く、やっとICさんから電話。結果的には「行ける」との事。
具合の悪かった同僚さんは色々検査したら大丈夫、って事になった
らしく、その検査が終わって点滴するまで付いてたのだという。
ま、とりあえずは無事山形行き決行となる(^-^

雨の午後、傘を差してウチを出る。
上野駅新幹線乗り場にてICさんと待ち合わせ。その打ち合わせをし
ていた時、ど~にも2人の話が合わないなぁ。。と思っていたら、
合わなかった原因は私の方にあった事が判明(^-^;
JR上野駅ってばこんなにモノスゴク変わってしまっていたのだね~
ここ数年使って無かったので、新幹線乗り場が1階に来て、しかも
周りがこんなにキレイになっているとは知らなんだ(^.^;;
普段あまり電車に乗らない、というICさん。心配してたけど無事に
新幹線乗り場前に到着する。お疲れさま~m(__)m

新幹線改札を通り、どんどん地下に潜って行き、地下4階の20番
ホームで15:42発の“つばさ119号”を待つ。今回乗るこの新幹線
は電光掲示板の表示では“Maxやまびこ・つばさ119”となってい
た。全15両で、後ろ7両が山形行きの“つばさ”らしい。
ホームの乗り場表示がちょっと分かりづらく、少し彷徨ってしま
った(^-^;
座席は広めで座りやすい。しかも車内ガラガラだったので、思い
っきりリクライニングさせてリラックスする。
都内の桜はもう終わりに近かったけど、車窓から見ていたら宇都
宮を過ぎた辺りからしばらくは桜が満開(^-^)
新幹線では寝るわよ!宣言をしていたICさんも、お喋りに花が咲
き眠る気配ナシ(笑)
福島駅で仙台行きの“やまびこ”と切り離され、在来線の線路に
入る。路線が変わった途端にとっても揺れた。
そして車窓には雪!(*_*
真っ白ではないが、あちらこちらに雪が点々と残っている。
遠く見えるなだらかに長く続く山並みの、稜線も白い。そういえ
ば蔵王辺りではGWくらいまでスキーが出来るんだよね!とICさ
んが言う。う~~む。。寒そうだ。。

山形方面に入り2駅目の高畠駅は駅舎に“ゆ”の文字。どうやら
温泉に入れるらしい。そういえばいつか駅の中に温泉があり、電
車を待つ間に入れる駅があるというのをTVで見た気がする。
次に来る機会があったら寄り道してみよう(^-^
その2駅先が今日泊まる宿のある、かみのやま温泉駅。18:18着。
小ぢんまりとはしているが、なかなかキレイでリッパな駅。
改札は自動では無く、駅員さんに切符を渡す。出てすぐの右側に
コンビニがあったので飲み物やお菓子を買う。お土産も売ってい
て、コンニャクを加工したつまみを1品買う。
この時間なのにまだ薄暮、といった感じ。こちらは天気が良かっ
たようだ。風が流石に寒い。
駅前も広くキレイ。そこから続く道路も歩道もとてもきちんと整
備されていてキレイ。。けどそんなに人も車も通らない(^-^;
JTBから貰った地図を見ながら大通りを歩く。
歩いているうちに日が暮れてきた。
ほぼ満月。広い空に美しい月。
右手の奥の方に上山城がライトアップされて、白く輝いている。
今日の宿はあのお城のすぐ手前にあるらしい。

栗川稲荷の朱塗りの鳥居の前を過ぎ、その先がなんとなく曖昧
な地図を半分見捨てて、目印になる他のホテルの灯りだけを頼
りにずんずん進む。私と初めて旅をするICさんはとても不安そ
うにしていたが、有無は言わせず(笑)
細道を数回曲がったら、いきなり目の前に本日の宿「村尾旅館」
の正面入り口が見えてきた。
それまで本気で心配していたICさんが「スゴイね~!ホントに
着いたよ~!!」と驚いているけど、海外でもこのペースで地
図に頼らずに歩く事もあるんだよ、と言ったら、きっともっと
ビックリするだろうな。。(^-^;ヾ
19時ちょっと前。広くてリッパなんだけど、派手ではなく落ち
着いた雰囲気のエントランス。撮影機材のようなもの?と一緒
に何故か車椅子が1台置いてあった。。なんだろう?
チェック・インを済ませ、部屋までの案内を待つ。
活けられた大輪の百合がとてもいい香り。

ここは大型和風旅館で、館内にコンベンションホールと称する
結婚式も出来るようなホールあり。客室100、収容人数600。
入り口のある本館から、少し山の上にある東館に案内される。
6階の部屋に行くまでの廊下の窓からは上山城がすぐそばに見
えた。ここも桜の名所らしいが、桜が咲くのはもう少し先です
ね、と仲居さんは言った。やっぱりまだ桜には早いのか。。
部屋はとにかく広かった。6畳二間に3畳くらいのソファセッ
トの置かれた洋間。洗面所を仕切るのがドアではなくて、簾風
のカーテンだったりする。
新しくは無いがとても掃除が行き届いていて、落ち着ける感じ
なのが良い。2人共とても気に入る。
ここまでの行程でちょっと疲労感を感じた。やはりまだ体調本
調子ではないらしい。。ちょっと熱っぽい感じもするようなし
ないような。。ICさんも心配してくれているけど。。。
ん~大丈夫かな。。(-.-;

さて、遅く宿に着いたので、あまり休むヒマも無く、温泉に浸
かる余裕も無く、夕食をいただく為に2階にあるダイニングル
ームに向かっていくのであった。。。
  
                    その2。に続く。



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