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カテゴリ:ガジアップ(ローゼル)の巻
ローゼル(ガジアップ)の魅力が、その味わいとルビーレッドの色の美しさだけではないことは言うまでもありません。ローゼルの持つ効能と、根拠となる成分を調べてみました。 *効能 (根拠となる含まれる成分) ※補足と説明 というようにしました。 ↓ *眼精疲労の回復(アントシアニン)※アントシアニンは特にガクの部分に多く含まれる赤色色素で、ワイン等に含まれるポリフェノールの一種です。 *血管壁を強くして毛細血管を保護(アントシアニン) *解毒等の肝機能の向上(アントシアニン、鉄) *血液をサラサラにきれいにする(クエン酸) *疲労回復(クエン酸、リンゴ酸、アミノ酸)※リンゴ酸はクエン酸の働きを活性化します。 *胃腸の調子をよくする(リンゴ酸、クエン酸)※リンゴ酸とクエン酸が合わさることで殺菌作用が高まり、体内の炎症を鎮めることで胃腸の働きを促進します。 *便秘、下痢の予防(ペクチン)※食物繊維として、腸の調子を整えます。 *肌の荒れを整える(ビタミンBとC、アミノ酸) *利尿促進と血圧を下げる(カリウム)※カリウムは高血圧の元になる血中の余分なナトリウムを排出する働きをします。 *ストレスを和らげる(カルシウム)※カルシウムイオンが神経の緊張を緩和します。 *エネルギーの代謝を助ける(カリウム、鉄) *貧血を改善する(鉄) ※NGO Asian6(パヤオ果樹園)日本代表ルーン貞さんに伺いましたところ、鉄についてはほうれん草の2倍、カルシウムは7.3倍が含まれているそうです。 その効能を知ると、ますます惹かれてしまうのが食用ハーブというものですね。 さて、これは何でしょう?
自然乾燥させたローゼルの実です。ローゼルジャムをつくるときは、ローゼル(ガジアップ)のレシピ1でご紹介したように、ペクチンの多いガクとこの実を包んでいるカホウだけを使用します。実をとっておき6日程して見てみると、ご覧のようにパカッと開いていました。中には種が入っていて、これを土に撒くこともできます。栽培のしかたは、ローゼル(ガジアップの散歩道~その2で少しふれています。 それにしてもピンクの色具合がいい感じなので、思いついてポプリのプレートを作ってみました。アレンジに使用したのは、長年の友人でハーブ研究家の竹腰佳奈子先生から去年帰国した際に頂いていたポプリです。とてもいい香りがローゼルの実にも移って自画自賛、プロフィール写真にも使わせてもらっています。 丸いオレンジの輪切りのように見えるのは、マトゥーンというタイハーブの一種ですが、順次ご紹介していきたいと思います。 ところで、ポプリのプレートをつまみに、ローゼルのカクテルをいただくのも乙なものです。お酒好きとしては、そんなふうにもっていかざるを得ないものです。 つくり方はローゼル(ガジアップ)のレシピ3にご紹介します。是非ご参照あれ。
ご案内 竹腰佳奈子先生主催のカナズギャラリーでは、ハーブを使った手作りの商品やフランス直接買い付けの素敵な品を扱っておられます。
パヤオ果樹園さんでは、熱帯果樹栽培を通して意義ある活動を行っておられます。
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(2013.07.03 09:30:13)
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