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カテゴリ:タイの市場の巻
にほんブログ村 めーぷんぷいが2ヶ月に1度は訪れるバーンマイ市場は、バンコクから車で1時間半で行けるチャチュンサオ県はバンパコン川沿いにある百年市場です。
↑レトロな感じのバーンマイ市場の中 百年市場とは文字通り百年以上昔からある市場という意味。観光気分で古きよき時代を懐かしむことができる場所として、最近は一種の流行になっています。 そんな風潮を意識して、全く新しい場所に池などを作り「水上マーケット」と名付けた観光市場がそこらじゅうに出来つつあります。とは言え、そんな作り物でも見つければ入ってしまうのがめーぷんぷいなのですが。ここバーンマイ市場はというと、大規模ではないけれど昔ながらの市場と観光性をバランスよく兼ねているところです。
↑昔の戦士の姿でいつも大人気の名物おじさん。ウナギやカメは食べるのではなく川に放ちタンブン(徳を積む)します。 メイン目的である、スーパーでは見かけない季節々の生ハーブや乾燥ハーブ、珍しい野菜やお菓子などが売られています。 ↑乾燥ハーブの使い方も教えてくれます。駄菓子屋さんの雰囲気は日本と同じ。 例えば、このグラジャップという もの、今回初めて見ました。真っ黒な、角の生えたカラバオ(水牛)のような植物の実らしきもの。
珍しがって見ていると、お姉さんが「あら、食べたことないのかね?」とふたつに切って渡してくれました。 中に入っている白いところが可食部分で、味は。。味もそっけもない栗みたいでした。 そして、だんだん思い出してきました。プラチンブリ県方面へ続く304号線の道端の売店に、確かグラジャップと書かれた看板が幾つかあり「何なんだろな~?」と思っていたこと。そこに黒い水牛の頭の絵もあり、これは「水牛出没注意」もしくは「水牛の肉あります」の印だと思っていたのでした。ハハ、やっと解った~、買わないけどね。 帰って調べたら、この正体は菱の実というもので沼や池に生える水生植物の実でした。昔は日本でもよく食べられていたそうで、茹でるとこんなふうに黒くなるらしいのです。中国では、薬効のある食材として炊き込みご飯やお粥等に用いられているそうです。 買ったのは、これです。初めて見た、繭を模したお菓子。
↑何やら白い繊維状のものをつくっています。「何からつくってるんですか?」「粉!」それ以上聞けない感じの職人気質。繭の繊維ぽいところは口に入れると溶けて、中身はピーナッツと胡麻入りの甘過ぎない素朴なお味。 そして、涼しい川風に吹かれながらの腹ごしらえです。ここにはこんな店が何件かあります。
↑風鈴の音も涼やか。まずはオーリエン(砂糖入りミルクなしの苦味のあるコーヒー味飲料)で喉を潤します。
↑バミーナーム(汁あり玉子麺)。マンバーンマイ市場では桜海老が入っていて一味違います。デザートはロットチョン。冷やし善哉というか、ココナッツシロップに一見茶蕎麦ぽい麺状のお餅や餡子が入っているもの。 ここ涼しくて離れられないぜぇ!じゃ、またニャ~ン!
ご案内 ↑パヤオ果樹園さんでは熱帯果樹の栽培を通して意義ある活動をされています。 ↑カナズガラリーさんでは素敵な手作りのハーブ製品とフランス直接買い付けの品を扱っておられます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.06.27 17:22:35
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