2018/01/19(金)14:50
タイの青長茄子♪栄養ナッス??
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茄子といえば、生の果肉はフカフカしていて見るからにガツンとした栄養がなさそう。ならダイエット向きかも、というのはどうやら茄子様に失礼なようです
調べてみると一般の茄子(紫色の)には余り知られていない、めーぷんぷいも知らなかった①ナスニン②クロロゲン酸という二大栄養素があるのです。①のナスニンは日本で発見されたので、このような親しみやすい名前になりました。ナスニンは茄子の外皮の独特な紫色の成分であるアントシアニン系の色素で、強力な抗酸化物質ポリフェノールの一種です。眼精疲労、高血圧、脂質異状症、動脈硬化などの予防・改善に効果があります。そうなると、ぜひ皮付きでいただきたいですね🍆
しかーし!
めーぷんぷいが今日ご紹介したいのは、このような茄子です。
↑タイ語でมะเขือยาว(マクア ヤーウ)といいます。そのまんま「長い茄子」という意味です。なんと30cmもありました
薄緑で超ロングな「ナスL」❗️
日本では「長茄子、青長茄子、白長茄子」とも呼ばれているようです。
タイのスーパーではタイ野菜のコーナーでよく見かけます。
これじゃあ、どう見てもナスニンなーす💦 ですが、②のクロロゲン酸はしっかりあるのですね
ナスの切り口が茶色く変色する、あれです。ナスLだって変色するのです
ナスに含まれるクロロゲン酸とは
クロロゲン酸は、茄子の他、主にコーヒー豆やごぼうなどに多く含まれているポリフェノールで、独特な渋味や苦味を感じる原因物質です。ポリフェノールといえば抗酸化作用があることでよく知られていますが、クロロゲン酸には他にも血糖値の上昇を抑制したり(糖質吸収阻害効果)、脂肪の蓄積を抑えて肥満や脂肪肝を防ぐ作用(脂肪燃焼促進効果)があることがドイツの製薬会社により発見されています。
(脂肪燃焼促進効果)皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積された脂肪が、運動などでエネルギーとして変換〈燃焼〉されるのを促進する作用があります。
(糖質吸収阻害効果)糖質を分解する消化酵素アミラーゼの働きを阻害し、ブドウ糖が生成されて体内に吸収されることを阻害します。この働きに着眼して近年は糖尿病治療薬としての研究が進んでいます。副作用としては摂りすぎによる便秘ということです。
9割以上が水分の茄子ですが、ビタミンA、C、B群、骨と歯を丈夫に保つために欠かせないカルシウム、腸の働きを助ける食物繊維を含みます。またナトリウムの排泄を促し、高血圧を予防するカリウムを含みます。
民間療法では、果実部分を干して丸薬にして飲み、痛み止め、痰切りの効果があるともされています。
次回はナスL、いや青長茄子を使ったレシピをお届けします🌟
タイ名 มะเขือยาว(マクア ヤーウ)
他名 มะเขือจาน(マクア ジャーン)มะเขือขาว (マクアカーウ)มะเขือฝรั่ง(マクア ファラン)等
学名 Solanum melongena Linn.
科名 SOLANACEAE (ナス科)
英名 Eggplant
和名 青長茄子 長茄子
原産国 インド
参照 โรงเรียนมงฟอร์ตวิทยาลัย แผนกประถม 記事
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