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カテゴリ:ライトノベル
[設定/世界観]★★★☆☆ [文章/表現力]★★★☆☆ [総合(主観)]★★★☆☆ この世界を<異域>から守る<門の王>と<境界守護士>達の戦いを描くシリーズ第3巻。なかなか派手な展開ですが、次で完結だそうです。ちょっと短かったカナ? お話は、突如学校へ押し掛けてきた<境界守護士>乙芽に請われて、彼女の<王>周クンを探しに行く話。裏切り者の<門の王>八塚が罠を張って待つテーマパークに乗り込んで、慎&ユイナをはじめとする仲間達がおぞましい人形達と死闘を繰り広げます。そして、テーマパークまるごと取り込まれた結界を破るため、慎が用いた「完全言語」は・・・ 巨大な罠と化したテーマパーク、襲い来る邪悪な人形達、逃げ惑う人々を護って死力を尽くす<王>と<守護士>達・・・と展開はド派手です。裏切りかけてる立場の周クンが実は・・・など意外なドンデン返しも。 ただ、恋愛御法度の掟が軸になってるため慎とユイナの思いがとことん鬱展開で、どうにも二人の気持ちが煮え切らず歯がゆいばかり。戦闘に関しても、「仲間を傷つけてでも止める」って覚悟が持てないようで、かなりジレったくストレス溜まります。(-_- まぁ非情に徹すればいいってもんでもないでしょうケド・・・ それでも次巻の完結に向かって見逃せない大きな展開がありました。ことに今回の慎が使った「完全言語」は、物語の軸に大きく関与しそうです。まぁ慎の称号は光と影を操る「全幻影領域(ヘリオドライブ)」ですからねぇ。一方にだけ肩入れする必然はないって事・・・カナ?(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月17日 19時04分22秒
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