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カテゴリ:ライトノベル
[設定/世界観]★★★★☆ [文章/表現力]★★★☆☆ [総合/超主観]★★★★☆ 第17回ファンタジア長編小説大賞審査委員賞受賞作、世界から理不尽に押しつけられた運命に抗い、あくまでも己が意思を貫き通さんとする「勇者にして魔王」サラと「元魔王」ラジャスの物語、早いもので第3巻です。 今回のお話は、帝国各地で頻発する地震に人心も不穏なある日、土木工事の現場から偶然に発掘された黒い魔剣を発端とする反乱騒動の顛末を描きます。 統一皇帝サラの異能同様に魔物の魔力を吸収する魔剣は、その魔力を放って山をも砕く破壊力を秘め、地方領主に封ぜられたかつての国王の一人をついに野心に狂わせました。一方、魔剣の機能に興味を抱き、蜂起した反乱軍の元へ独自の思惑と共に向かう先代魔王にして現魔物領総督ラジャス閣下。反乱首謀者の振るう魔剣を前に彼の思惑は・・・? と、例によって統一皇帝陛下は玉座からほとんど動かず、総督閣下が好き放題に大暴れです。雑魚は雑魚らしく卑小に滅びて爽快感も5割増。しかもラストには、魔王城から新キャラ2名(?)が出現、衝撃の新展開が・・・!(@_@; しかし帯とかで「謀略のラブストーリー」って謳う程には、謀略やら策謀やらに拘ってる話じゃないと思うんですが・・・ちょっと煽りのピントがずれてるような?f(-_-; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月28日 22時28分21秒
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