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みあくら様の別荘

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全6件 (6件中 1-6件目)

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伝奇

2006年11月03日
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カテゴリ:伝奇


[設定/世界観]★★★☆☆
[文章/表現力]★☆☆☆☆
[総合/超主観]★☆☆☆☆

新刊平積みを見て、創られた最強犬と無垢な少女の魂の交流等、設定に惹かれて購入しました。著者は「真・無責任艦長タイラー」などで有名な吉岡氏ですが、自分的には「火星の土方歳三」がブッとんでて好きです。とは言え基本的にはあまり好きでなく、本作も半ば地雷覚悟で購入しましたが・・・(-_-;

お話は、軍事目的の遺伝子操作と偶発的な神の配剤から生まれた最強狼犬・タチの誕生の経緯から、動物と心を通わせる天与の才を持つ8歳の少女・紗奈惠との出会い、そしてタチの戦闘能力を狙う悪漢からの逃避行を描きます。無敵を誇るタチの前に、ついに現れた最悪の敵は・・・

読んでみるとやはり、薄っぺらな敵キャラ、唐突な展開、お決まりのご都合主義、とやっぱり今イチ感が。(-_-;
でもタチがひたすらカッコよくて紗奈惠がひたすら健気なので、まぁ許せるかな・・・






最終更新日  2006年12月31日 17時31分05秒


2006年10月13日
カテゴリ:伝奇

[設定/世界観]★★★☆☆
[文章/表現力]★☆☆☆☆
[総合/超主観]★★☆☆☆

稀代の妖書「本草霊恠図譜」をめぐる「蠱猫」こと小夜子と有鬼派の戦いを描く妖怪伝奇シリーズ「人工憑霊蠱猫」の第5巻。だんだん脈絡なくなってきて先行き不安なシリーズです・・・(-_-;

第4巻「件獣」で無敵モード入った龍造寺の片割れが、引き続き語り手を務めます。舞台は因縁まみれの危険な呪物を大量に収集するいわくつきの施設、呪物館へと移り、有鬼派の手先との「本草霊恠図譜」の争奪戦が繰り広げられます。次から次へと現れる敵に、「蠱猫」こと小夜子の戦いの行方は・・・

残念ながら、相変わらず構成がよくわからないというか粗雑というか・・・前巻でも感じてたことですが、個々のシーンが行き当たりばったりに感じられ、ストーリーの一貫性が希薄です。その上、ここのところ連続して語り手を務める龍造寺の、脱線しがちでテンポの悪い語り口が、更に輪をかけて発散させてる気がします。書く側としていろいろ便利なのは分かるんですけどね、この男。どうも軽妙洒脱をはき違えてる気がしてなりません。f(-_-;
延々繰り返される「本草霊恠図譜」の奪い奪われ堂々巡りも、流石に読んでてウンザリしてきました。何しろ取り返すたびに「あ、とられちゃった」で持って行かれるという、あまりに陳腐な展開・・・一応今回、いろいろ明かされた設定の中に繰り返しを強いられる理由が書かれてますけど、何しろ小説としての表現があまりにアレなので説得力皆無でした・・・(^^;

アイディアやイメージは凄く好きなんですけどね、化野先生。何とも惜しい・・・(;_;)






最終更新日  2006年11月26日 19時38分12秒
2006年09月22日
カテゴリ:伝奇
シャドウ・リンカーズ

[設定/世界観]★★☆☆☆
[文章/表現力]★★☆☆☆
[総合/超主観]★★☆☆☆

たまたま書店で手に取った超人系学園必殺仕事人。以前に衝動買いした同じ徳間Edgeブランドの"G.I.B.学園イン・クライシス"なんとやらが、一体あなたは何を書きたいの?って感じの超弩級地雷直撃だったので、今回かなり躊躇したものの地雷覚悟で購入。結果は・・・微妙です。(-_-;

お話は読んで字のごとく、超人的な異能を持つ少年少女達の学園必殺仕事人モノです。主人公は身体能力+見切り、先輩格の二人は縄?+雷撃に剣術+氷剣、ヒロインは知覚のリンクといった異能を持ち、その背景にはかつて子供達の潜在的異能を覚醒させる実験を行った謎の秘密結社が存在します。前半は4人の出会いをダラダラ描きますが、後半ではうってかわったハイテンポで、卑劣な敵の率いる強化兵600人以上との死闘となります。

正直なところ、前半部分は冗長な上に描写がぎこちない感じで、また地雷踏んだか?と覚悟しました。ところが後半、主人公達4人v.s.敵666人の大乱戦に入ると、一転テンポがよくなって思わず怒濤の集団戦に引き込まれてました。もちろん文体などは超荒削りなままですが、そこが逆に無骨な戦闘描写と合ってるせいかもしれません。でも何より、よほど剣術とか武術とか好きなんだろうなぁって感じの力入った書き込みっぷりが迫力の源でしょうね・・・
サブタイトル「闇の絆」が示すところの、主人公達4人の連携戦闘という設定は割と珍しいかもしれません。一見ライトノベルっぽいですが、武術へのこだわりはあからさまに伝奇ノリです。

敵方の背後にいた異能の女性も正体不明だし、主人公達を含めて数多くの異能者を覚醒させた謎の秘密結社って伏線もあるし、日常描写はともかく戦闘シーンはかなり読み応えあるし・・・地雷に限りなく近かったものの、続きが出たら買っちゃいそうな感じデス。
それにしても、「天才達が集った秘密結社が超技術で超人達を創造」って設定、実は密かにシェアードワールド設定なんでしょうか。"VS(ヴァーサス)"といい、"デビル17"シリーズといい・・・まぁ後者が最高傑作だとは思いますが。それともどこかにオリジナルがあって本歌取りしてるのかな?(^^;






最終更新日  2006年10月22日 15時21分07秒
2006年04月18日
カテゴリ:伝奇
キマイラ青龍変

[設定/世界観]★★★★☆
[文章/表現力]★★★★★
[総合/超主観]★★★★★

獏サンのライフワーク、「キマイラ吼」シリーズの外伝です。元は朝日ソノラマ文庫から始まった本シリーズも、今後は単行本先行発売に変更とのことで、「幻獣少年キマイラ」以来ずっと文庫で買いそろえてる読者としては腹立たしい限りですが・・・(-.-#)

外伝なので大鳳クンも九鬼も九十九(弟)も出てきません。雲斎老師は名前だけご登場。主役はシリーズ一妖しい美青年(?)龍王院弘と宇名月典善の凶悪師弟コンビ。若き日の(と言っても実は20歳越えてる辺りですが)弘が、典善との邂逅により己の内に眠る「天才」に目覚めていく様を、血腥く生き生きと描きます。(^^;

夢枕獏先生の野太い筆致の冴えは相変わらずで、一見無造作に見える簡潔な描写から骨太な物語が描き出され、思わず引き込まれずにはいられません。
お話の中で典善が、小田原の方で妙な拳法を伝える老人の話しを伝え聞き、格闘家としてワクワクする・・・等の小技もファンとしては嬉しい限り。

それにしても、外伝ならともかく本編も単行本先行ですか。途中で変えると本棚に綺麗に収まらないので、陰陽師同様、今後は文庫化待ちになりそうです。長いシリーズだけにこうしたユーザも少なくないと思うし、結局の所、単行本先行出版で大して儲かるとは思えないんですけどねぇ・・・(-_-






最終更新日  2006年05月02日 17時04分02秒
2006年03月29日
カテゴリ:伝奇
クーロンズ スティグマ

[設定/世界観]★★★☆☆
[文章/表現力]★★★☆☆
[総合/超主観]★★★★☆

メガブレイド」で有名な出海先生の新シリーズ開幕編です。珍しく新書ですが、見慣れない背表紙・・・と思ったら、何故か「悪魔城ドラキュラ」シリーズでお馴染みのコナミブランドでした。いつの間にかノベルス立ち上げてたんですねぇ・・・

お話は、後書き曰く「体育会系オカルト武侠アクション(笑)」とのこと。獣の業を背負う少年・朝比奈竜胆と、「九紋龍」をその身に宿す少女・九門あすかがコンビを組んで、学園に巣食う魍魎を退治します。

いつもながらに爽快な格闘伝奇アクションで、設定はありがちながらもツボを押さえたカッコ良さ。主人公達の「強さ」が、安易に与えられた超能力の類でなく、長年の修行に支えられた「技」であるのも魅力です。
竜胆少年が性格的には今イチ情けないのもご愛嬌・・・カナ?(^^;
また、青心社から出してる作品よりもアレな描写が薄めで、人前で読んでもさして問題ないのもありがたいところ。電撃文庫から出ている「鬼神新選」と同様の方向性ですね。

それにしても、後書き読むまで「水滸伝」ネタと気づきませんでした。確かに「九紋龍」ですが・・・f(^^;






最終更新日  2006年04月02日 22時44分27秒
2006年03月21日
カテゴリ:伝奇
件獣

[設定/世界観]★★★☆☆
[文章/表現力]★★☆☆☆
[総合/超主観]★★☆☆☆

稀代の妖書「本草霊恠図譜」をめぐる「蠱猫」こと小夜子と有鬼派の戦いを描く妖怪伝奇シリーズ第4巻。3巻「渾沌王」で話が一段落したので、次は大きく仕切り直すのかと思ってましたが、なんかダラダラ続いてました。(^^;

お話は、前巻でやっと取り戻した妖怪の召喚を可能とする妖書「本草霊恠図譜」が再び奪われてしまうところから始まります。相前後して、「予言する獣」件獣の影が携帯メール等を通じてチラつき始めます。更に、小夜子達に協力的だった刑事さんを始め、大切な味方が次々と倒れていきます。そして大生部との決戦では、最強の人工憑霊「蠱猫」さえ遂に・・・(;_;)

個性的なキャラクターがそろって戦闘描写も派手になりました。特にモモさんの使役する「幻視計算機」が小蜘蛛達をまとめて「でぃすいんふぇくと」する辺りとか、「女神転生」の悪魔召喚プログラムなんかとイメージがオーバーラップしていい感じです。そう言えば、変容し続ける人の噂が妖怪として具現、という辺りは女神転生から派生したゲーム「女神異聞録」シリーズにも通じる要素でした・・・
ただこのシリーズ、一つのエピソードを時系列重ねて複数人の視点から描くような構成になっていますが、凝ってる割には面白みが無い、というのが正直な感想です。また、そうした各巻毎の構成とは別に、シリーズ全体を通じての大きな話しの流れ、みたいなものがあまり感じられません。日本・中国系妖怪が余程好きな人でないと、今イチ魅力が薄いかもしれません・・・

ちなみに今回、伝奇というよりホラー的な描写が非常に多く、夜中に一人で読んでるとちょっと背筋がゾクゾクしました。f(^^;
次もこんなんだと考えちゃうなぁ・・・






最終更新日  2006年03月21日 14時27分39秒

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