【速報】7月楽天セールはいつ?お買い物マラソン·スーパーセール最新日程情報
閲覧総数 43732
2022年07月04日
|
全1件 (1件中 1-1件目) 1 古典
カテゴリ:古典
![]() [設定/世界観]★★★☆☆ [文章/表現力]★★★★★ [総合(主観)]★★★★☆ 連れ合いに勧められて読んだ「瀬戸内源氏」ダイジェスト版です。全54帖中27帖と半分だけになってる割には、ストーリーがつながってるし独特の平安世界もちゃんと伝わるので、読み易くてお得な一冊でした。最後の薫る君のあたりでは、いきなり光源氏没後20年とか言われて腰抜かしましたが。(^_^; 物語はご存知、光源氏の女性遍歴を描いた華麗なる平安絵巻。前半では光る君の流刑なども交えて愛人が増えてゆく過程を描き、後半は六条のお屋敷に集結した女性陣の確執や和解なども描きます。時の帝の愛妾にまで手を出してるあたり、生命がけの恋愛沙汰ですね・・・(^^; 寂聴さんの現代語訳は、歌までちゃんと現代語訳と原典と併記してるあたりがお見事でした。こうして読んでみると、光源氏の物語というよりは、平安の宮廷をとりまく女性達の物語なんですね。光源氏は多分に理想化されて描かれてるようだし。 それにしても光る君ってやっぱし・・・f(^.^;
最終更新日
2007年02月18日 15時54分45秒
全1件 (1件中 1-1件目) 1 総合記事ランキング
|