[ComicsA]機動戦士Zガンダム1/2/著:長谷川 裕一
[設定/世界観]★★★☆☆[文章/表現力]★★☆☆☆[総合/超主観]★★☆☆☆「機動戦士クロスボーン・ガンダム鋼鉄の7人(1)」と同時発売された長谷川先生の宇宙世紀オリジナル短編集で、一言で言えばZガンダム裏話です。でも内容は・・・今一つカモ。(-_-;お話は、ファーストガンダムのパーツを50%流用したファーストガンダム1/2に関わるティターンズのガンダムMk-II開発秘話に始まり、ティターンズのあり方に疑問を持ったテストパイロットのエドガー君はエウーゴに転向、地球上でアムロ・レイ救出作戦(実は影武者)に携わるなどの遍歴を描きます。そもそも「オリジナルパーツ50%流用のファーストガンダム1/2」だの、「Z計画の中間試作機を流用したZモドキ=1/2」だのをメインに持って来てる辺りでどうにも半端感が漂ってます。主人公のエドガー君も「そこそこ優秀なパイロット」程度の印象で、クロスボーンのトビアほど熱い性格って訳でも無し。メカ設定裏話で勝負するにはケレン味が今ひとつ足りない感じだし・・・こやま基夫先生の「Gの影忍」読んじゃうと、その手のネタではなかなか・・・f(^^;とは言え、アムロのパーソナルマークを付けて各地に出没したエドガー君のZ1/2が「アムロ専用Zプラス」の伝説を生んだんじゃないかとか、いろいろ邪推で楽しめたりもするので、コレクターアイテムとしては十分許容範囲かもしれません。