自宅出産
著者: いとう えみこ, 伊藤 泰寛タイトル: うちにあかちゃんがうまれるの今年の1月に新聞にこの本の広告が出ていて以来気になっていたのだけどとってもよい本らしい・・・二人目の妊娠がわかったとき息子はもう小学生だったからできればお産をみせてあげたかったのだけど、かなえられなかった。産院のOKは取れたのにいざ生まれたのは朝の4時で、夜中の子供の付き添いは無理だったため。うーん、残念!この本の中では自宅出産の模様が写真絵本としてつづられているらしい。写真はご主人が撮っているそうだし、一家総出のすばらしい本みたい。さっきから「らしい」とか「みたい」を連発しているのはまだ実物をみていないから(汗)読んだ人のなかには自分のお産とシンクロするのか涙をこぼす人もいるとか。そして内容を知らぬまま1年近く経ち、思いがけず赤ちゃんが私を、家族を選んでまた私のおなかに宿ってくれたから実は本気で自宅出産してみたくなった。でもその実現は、現状ではあまりにもハードルが高すぎる・・・『妊娠は病気じゃない!妊婦は病人じゃない』というのが当たり前にまかり通っているのに、お産をする場での医療介入のなんと多いことか!自然の摂理に従って、赤ちゃんの生まれたいように母親が手伝ってあげればもっと自然にお産はできると思う。それは総合病院の産科と助産院でのお産、その両方を経験した私の率直な思いだ。娘を産んだ産院があまりにも良かったので今回も迷わずそこに通っているが、自宅出産のサポートをしてもらえないか?と相談してみようかと思っている。前例や経験がないから・・・と断れるのは覚悟の上で。