カテゴリ:旅行とお出かけ
会場直行組と自由行動組に分かれ、私たちは自由行動組にしました。まずは、せっかく長岡まで来たからには、新幹線スタンプラリーも参戦しちゃおうかと思い、入場券を購入しました。しかし、ここではインクがたっぷりなので、結構魅力のあるスタンプになりました。
さっきまで列車の長旅で疲れたので、ニューデイズでドリンクを購入して一息し、いよいよ会場へ向かいます。 ![]() 日本一の花火大会が行われる「長岡まつり」は、1945年の長岡市内の空襲の復興祈願として始まったイベントです。今年で61回目で、あれから62年の歳月が経ちますが、3年前の中越地震でも多くの被害を受けました。そして、先月16日に中越沖地震が発生し、何気に心配していた長岡まつりですが、被災地の柏崎からも是非復興の力が欲しいとお借りすることになり、あわせて震災の復興を改めて祈願するきっかけで、予定通りの開催に至りました。さすがですな、長岡市は。 ![]() そんなわけで、3年前の震災の傷跡も耐えない長岡は、このお祭りで真っ只中。この日は37度と梅雨明けさながらの猛暑でした。各所のいろんな町並みを見てきた中でも、長岡は本当ににぎやか!もうひとつの故郷・宮崎とは打って変わっての町並みです。そんな長岡駅から伸びる大手通りもこの日の花火大会で周辺は大混雑。シャトルバスも結構運転されておりました。周辺にはローカルデパートの大和、地元密着型スーパーのウオフクがありましたが、もちろん花火見物客でにぎやかですね。 ![]() FNS系列である新潟総合テレビのキャラクター「ナシテくん」のラッピングバス ![]() 大手大橋東詰交差点周辺 ![]() 信濃川をわたる大手大橋はさすがに長いです… ちなみに歩いている途中でロックアイスと酒類仕入れのためコンビニを探していたら、そこにローソンがあったので立ち寄りました。その店舗の前ではなんと屋台もやっていました。店内も総動員で客を呼んでいます。花火観覧客にとってこの2日間は過酷ですが、さすがに元気がいいですね。買った後、大手通りを歩きます。しかし、この大手通りを駅から会場まで行くと、最大では1時間もかかってしまいます。なので、ここまでくれば過酷の試練です。 ![]() 右岸もこんな客です ![]() 新潟の母なる川・信濃川 ![]() 花火打ち上げ場所 ![]() 見ろ!人が夏フェスのようだ(笑) 歩くこと40分。ここからが全長386mの大手大橋をわたります。これが端から端まで20分もかかるため、ハンパな地獄になりそうです。信濃川の河川敷ではすでに大勢の観客が来ていました。全体で見てみれば、夏フェスのような感じですね。そんなわけで、やっと練り歩けた私たちは無事に会場にたどり着きました。あとは、ツアー指定のマス席に移動します。見物客もにぎやかな体制で盛り上がってます。 ![]() 長岡の大花火オリジナルござをもらい、無事にマス席にたどり着きました。1時間も歩いたおかげで足もパンパンです。早速、シートやござを敷き、お昼に新宿で購入したお弁当を食べます。他のツアー客は花火弁当を食べておりましたが、値段が高いので、こちらは安い弁当にしておきました。しかも、空から見えるきれいな夕焼けが見えて、花火前の臨場感を感じます。 いよいよ、花火大会が始まります。その前に、今年12月に公開される新潟県中越地震の経験を題材にした映画の宣伝を踏まえ、主演3人からのメッセージから始まりました。(特に船越英一郎さんや松本明子さんが出てきたのはビックリしました)そして、メッセージ花火コーナーがあった後、いよいよ本番です。市長からの開会宣言の後、打ち上げスタートです。ここでは色々な花火を画像にまとめてみました。 ![]() ![]() ![]() この花火大会で一番違うのは、地元のスポンサー企業が打ち上げる花火のイメージにそろって、その名前がつけられています。例えば、ベスビアス超大型スターマインなら「ステンドグラス(積水ハウス長岡支店)」「夢語り 夢花火(新潟総合テレビ)」「錦のきらめき(北越工業)」、ベスビアス大スターマインなら「安らぎの華車(長岡タクシー・三越タクシー・旭タクシー)」「燃ゆる華心(コロナ)」、10号なら「越後のねばり(五十嵐建材)」「希望の花(長岡蓬平温泉組合)」などがあります。さすがにスポンサーから金を出して花火のイメージを演出するという仕組みは珍しいものです。 そして大会の一番の目玉といえば… ![]() 復興祈願花火「フェニックス」!! 3年前の新潟県中越地震と、今回の中越沖地震の復興の願いがこめられていますが、あのすごさは大満足でした。もう感動しました。しかも平原綾香の「Jupitor」 (新潟県中越地震復興応援ソング)をバックに、大きな間近な花火が目に引かれました。観客も大歓声!今回の花火大会ではNO.1の傑作でした。 そしてフィナーレは、花火師5人による花火の競演。これも圧巻でした。 ![]() 最後は、花火師の皆さんに光のメッセージ。これまたライブのフィナーレみたいな盛り上がりでした。長岡の花火よ、今年もありがとう!といいたくなります。 さらに番外編!ツインスターマインも披露!!これもサプライズな打ち上げでした。 ![]() 無事に花火大会が終了し、これから駅に戻るところですが、大手大橋の通行止め解除がまだなので、待つことにしました。その間、トイレに行ったりするなどで時間つぶし。そして大手大橋の通行止めが解除されたのをツアコンに聞き、準備を済まし、忘れ物がないかをチェックした後、マス席を後にしました。ここから1時間もかけて駅に行きますが、大手大橋の歩道には花火のかけらがちらほら落ちておりました。そんな意味で、祭りの後にピッタリな音楽を聞きながら、大手大橋を歩く…これはまたいいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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