メグちゃんの　日日是好日

恩田　陸　「チョコレートコスモス」

舞台の上の、暗がりの向こう。
そこには何かが隠されている。どこまで行けばいいのか？
　どこまで行けるのか？　
２人の少女が繰り広げる華麗で激しいバトルを描く、熱狂と陶酔の演劇ロマン


素晴らしい作品です。


読みながら　自分も舞台を見てるんです。
オーディションの会場に自分もいるんです。

演劇の場面が伝わってくる　凄さ！
さまざまな登場人物の　それぞれの葛藤　お芝居　・・・
もう読み出したら　止まりません。



ネタバレです。↓


芹澤の「あなたの相手役を決めるオーディションだったのっ」て言うセリフ。そして驚く響子。

　そうなるって分かっていても　熱くなります。そして　「チョコレートコスモス」　という　舞台を　見たくなるのです。

それにしても「早晩彼女は大きな壁に当たるだろう」

って　この続きが　読みたいじゃぁない！！
大長編小説にしてよ！！！


今まで　読んだ　恩田陸の　作品の中で　ベスト1　になりそう！