めざせ!Asian Beauty megのよくばりブログ
京劇 H.I.S.北京4日間2万9800円ツアーの3日目。上海料理の晩ごはんの後、夜市をちらっとのぞきに行きました。全部同じ店構えで、料金表も同じように貼ってある。5元から10元ぐらいの値段みたいやった。同じような種類の店は並んでるのか、手前は魚介類の串焼きみたいなんが多かったなあ。 6時半ごろから希望者はオプショナルツアーに参加。 オプションは、京劇、雑技団、足もみマッサージでどれも料金は3500円か230元。 学生さん、足もみに行ってみたいやけど、同じお金使うなら文化を味おうたらええのになあ。 私が行く京劇6人と雑技団3人が同じバンに乗り込んで、梨園劇場に向かいます。私たちを降ろして、バンはたぶん北京市工人倶楽部の雑技団にいったんやと思います。 ガイドの帳さんがチケットをその場で買ってくれて、終わったころお迎えに来てくれます。 チケットは60元の自由席やから、考えてみたら高いツアーになるんやけど、自分で動くのもめんどくさいからなあ。 入り口のとこで、役者さんが実際にメイクをしてはった。 お客さんは、欧米人が多そうやった。前の方の高い席(150元、180元、280元)は、テーブル席でお茶とお菓子が付くみたいやった。 7時半からスタート。最初に楽団の演奏が5分ほどあって、次が「秋江」っていう演目。左右の電光掲示板に中国語と英語でタイトルや役者さんの名前、せりふが出るのでわかりやすい。 19歳の尼僧・陳妙常が、恋に落ちた男性を追って、翁の小舟で追いかけるお話。 二人のやりとりがおもしろくて、日本の狂言みたいに感じたなあ。これが30分。 あらすじはこちら 続いて、「盗庫銀」。「白蛇伝」のなかの一幕やそうです。県知事が隠している裏金を、病院を作るために、白蛇の妹分、青蛇がねずみ小僧よろしく盗みに入り、倉庫の守り神と戦うもの。 こっちも30分、曲芸みたいやったなあ。 あらすじはこちら 京劇「盗庫銀」の動画が、このページのトップにあります。 華やかで、動きもあるのでおもしろかった。観てよかったなあ。 また雑技団のお客さん乗せたバンでホテルまで戻って、張さんに出国用の書類もらって部屋に戻りました。 ツアーは、これでおしまい。 北京でおいしい餃子食べられへんかったし、今週また留守にするんで、昨晩はだんな様の好きな餃子にしたんです。北京のスーパーで買うてきた、王致和の攻瑰腐乳と老干媽の香辣醤を餃子を入れてみたら、いつもよりおいしく感じた。 香辣醤は、 成分:面醤、胡豆、辣椒、食用菜種油、食塩、砂糖、味精、香油、花椒(英語やと、Spicy Pasteで原料は、fermented flour paste、broad bean、chilli、vegetable oil、salt、sugar、gourmet powder、sesame oil、prickly ash)やて。味精って味の素のことみたいやなあ。 最終日 今日のモーニングコールは5時半。 今日の北京の天気予報は晴れ、最高5度、最低-6度 。 6時にチェックアウトして、自分宛の絵葉書も出してくれるようにフロントに頼み、切手代が0.6元(約9円)。部屋に置いてあった、ホテルの絵葉書を使いましたが、記念になってええもんです。ホテルのビュッフェで朝ごはん。H.I.S.ツアーの集合時間は6時40分、出発は6時50分ごろやった。車内でアンケートを書かされました。帳さんは国際旅行社の人で、このアンケートがH.I.S.にいくみたいやった。ずっと隣の席でのど飴とかをあげてたからか、帳さんが天津甘栗を1パックくれました。おおきに。 高速から朝陽に染まる北京の街が見えてて、これからも中国は発展していくんやろうなあと感じました。 北京で走ってる車はセダンで、白か黒が多いかな。車の数がどんどん増えてて、中心部の交通渋滞の解消がオリンピックまでの課題やなあ。 ガイドの張さんによると、車の値段は安いので100万円からやそうです。物価から考えたら、えらい高いなあ。フォルクスワーゲンやアウディなどのドイツ車が多い。帳さんはホンダの黒いアコードに乗ってるんやて。 7時半には空港に到着。ここで帳さんとはお別れです。各自で搭乗手続きをしてもうツアーもバラバラ。中国の入出国で大事なんが健康調査申告カード。SARSが問題になってた時は出入国の際に体温検査器の前を通って体温までチェックされてたようやけど、今は紙を出せばいいだけやった。その後航空会社のカウンターでチェックイン。 帳さんは、免税店早い時間は開いてないって言うてたけど、8時には全部開いてたよ。 帰りの飛行機はガラガラやった。出発して1時間で食事が出てきたので、食べるのしんどかったなあ。 帰りはベジタリアンミールをお願いしといたんでまだましやったかな。メニューはマッシュポテトと野菜のトマト煮。ビーフはごはんのストロガノフみたいなん、魚はソースがかかった洋風みたいやった。おもしろいのはパックの搾菜が全部についてたこと。韓国のキムチみたいなもんなんかなあ。 帰りにH.I.S.のお店の寄って、担当の人に天津甘栗おみやげってあげてきました。 北京の一番いい季節は10月ごろやって帳さんは言うてはったけど、今の時期も空いてて安うておすすめです。寒さ対策は必要やけど、でも日本に帰ってからのほうが寒う感じたぐらいやなあ。 いろいろ 北京はほんまに、思ってたんと全然違うて都会やった。排気ガスも台北や上海、ソウルの方のほうがひどかった。ハノイはもちろんバンコクよりきれいなんとちゃうかな。廃車になってもおかしくないような車なんて走ってへんし。 バスもNYCのような連結のラッピングバスや2階建てバスが市バスとして走ってる。LPガス低公害車のバスがあったり、TV付きのバスではCMまで流れてるねんて。 でも、無軌条電車というバスの姿をした路面電車トロリーバスも走ってた。 両替レートは、ホテルやおみやげもの屋さんの両替所が案外よくってびっくり。 2007年2月14日の両替レートが、 成田の銀行 1元16.41円や16.42元 北京空港の中国農業銀行が 1元15.112円 ホテル 1元15.01円 2007年2月15日の両替レートが、 ホテル 1元14.96円 クレジットカード 1元14.94円 空港では銀行によってもレートが違うてた。 ホテルはおみやげ物やさんの両替所では、前の日に決まる中国人民銀行の人民元基準価格っていうのにあわせてレートが決まるみたいやなあ。 今年の1月から、人民元交換レートを銀行同士で決めることが出来るようになったそうやから、それが関係してんのかなあ。 鶏インフルエンザの影響か、胡同の民家の鳥かごに鳥がいいへんかったのも、印象に残ってる。 書道が盛んで、書店でも習字の練習帳を見かけたし、頤和園の中で、字の練習のためか、水で敷石に達筆に書いてはるおじさんもおもしろかった。なかなか消えへんねんなあ。 ソウルに行って、2か月ぐらいで北京に来たんやけど、宮殿なんかはみんな中国の形をなぞってるんやなあ。そやけど、韓国の宮殿のほうが心に響いたなあ。 中国は古いものを古い形のまま大事に残すっていうのは、あんまり考えにないのかもしれんな。新しくきれいでおおきいもんがええみたい。 そやけど、日本も韓国も中国の影響をすごい受けてて今があるということを、あらためて感じました。 その中国もモンゴルに統一されてた時代もあるし、故宮や頤和園の扁額も蒙古文字を改良した満州文字と漢字の両方で書かれてる。 ガイドの帳さんも回教徒やって言うてはった。 歴史をしっかり勉強しなおして、中国に行ったら、もっとおもしろいやろうな。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!