神保町のミックスフライと懐かしのサバランとお気に入りの帽子
今日は、竹橋の国立近代美術館に2度目のアンリ・カルティエ=ブレッソンを観に行った。サラ・ムーンが撮影した「アンリ・カルティエ=ブレッソン/疑問符」っていうフィルムも上映されてたんやけど、それがおもしろかった。サラ・ムーンがブレッソンにインタビューしてて、写真はスリっていう感じやって答えてはる。決定的瞬間を瞬時に掠め取るっていうことなんかな。撮影してる映像もあったけど、あっち行ったりこっち行った動き回ってパチパチ撮ってはった。幾何学的構図が生まれる瞬間を狙ってはったんやろうな。アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌常設展では、川端龍子(かわばたりゅうし)の「盗心」に心魅かれた。子どもの顔がなんともいえん。2階のテラス前に設置されてた、ジュリアン・オピーの「日本八景」もおもしろかった。液晶モニターによる作品で、風景が少しずつ変化していく。 国道三百号線からみる本栖湖の富士山 国道百三十六号線から見る雨の松崎港 真鶴半島の上の月 国道五十二号線から南部橋をのぞむの4つ。こんなんが家にあったらおもしろいやろうなあ。表参道ヒルズにもこの人の「歩く人」っていう作品がある。ジュリアン・オピー神保町まで歩いて行って、お昼は小学館ビルの地下にあるレストラン七條へ。ここは、庶民的な雰囲気の洋食屋さんみたいなとこんなんやけど、ビストロのようなお料理も作りはる。今日のランチメニューは、A ロースカツ 800円B 仏産鴨のロースト粒マスタードソース 1000円ミックスフライタルタルソース添え 1300円活〆穴子フライタルタルソース添え 1200円海老フライタルタルソース添え 1200円ビーフカレー 950円パンかライスとスープがつく。今日はフライの気分やったので、ミックスフライにした。大きな海老が2匹と帆立のフライに、カニクリームコロッケ、濃厚なタルタルソースにキャベツがメインのサラダと洋食屋さんの味のポテトコロッケ。火の通し加減がええし、海老はしっぽまで食べられる。神保町の周辺は、出版社が多いのでお客さんにも鍛えられるんやろうなあ。この周辺にはおいしいお店がいくつかある。帰りに久しぶりに、柏水堂に寄ってケーキを買うた。ここは昭和5年創業の洋菓子屋さん。セ・アルジャンっていうサバラン380円とソネット220円。ここのサバランはあっさりしてておいしい。ブリオッシュの底に缶詰のみかんが入ってて、カスタードクリームも詰まってる。ソネットは、クッキーの間にバタークリームとラム酒漬けのレーズンとチョコレートが挟まってるお菓子。ものすごくおいしいというより懐かしくなるような味。プードルの形をしたケーキもある。でも、お値段は安くはない。コストパフォーマンスで考えたら、ピエール・エルメのほうがええと思うけど、たまにはこんなんも食べたくなる。柏水堂最近お出かけのときにかぶってるお気に入りの帽子。ジャクリン・ラモントっていう、イギリス生まれ、NY育ちの帽子デザイナーさんの。イタリアやスコットランドなどで織られた生地を使うて、1点、1点手作りしてはるねんて。建築学を学びはったからか、シルエットがとってもきれい。大学教授もやってはるらしい。チャーミングな才女やなあ。この帽子は、バハマっていうタイプで生地はスペースフラワー。だんな様がおみやげに買うてきてくれはった。ジャクリン ラモント今日のラッキーくじは、Infoseekが1ポイントアタリやった。人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!