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めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

2006年02月01日
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カテゴリ:読書

10年ぐらい前に、麻布十番にすごい焼き鳥屋さんがあるって聞いて、一度行ってみたいと思っていたんです。焼き鳥「門扇」、一代限りお客さんを選んで、予約の電話が気に入らなかったら受けないとかいう噂があって、すごく頑固で偏屈な人なんやとためらってたんです。もう少し似合うようになってからとか思うてたら、4年ほど前に店を閉めてしまいはって、もう食べられへんのやと思うたら、すごい残念やった。
最近、ぬかしんぼ8689さんの日記で、ご主人が本を書いてはることを知って、さっそく図書館に予約しました。
「門扇」のご主人、岩本さんのお父さんは「岩本義行」さんといって、松竹ロビンソン時代に1試合4ホームラン、18塁打の記録があるほどの野球選手やってんて。お母さんの実家も裕福でお料理がお得意やっただけでなく、料理を科学的に考える人やったそうです。
子どものころからおいしいもんを口にし、高校に入るころには、和食、洋食、中華のコースがつくれるほどの腕前で、高校時代からは、おいしいといわれるお店を食べ歩き、放蕩三昧。
大学1年のときに「つる家」の板前さんの、味見をする仕草に陶然として、料理人になろうと思いはったそうです。大学3年の終わりにお父さんが持ってきた就職の話を断り、ぜひサラリーマンにという父と親子喧嘩の末に勘当され、家を出ることになります。
大学だけは卒業したいと、生活費と学費を稼ぐため、赤坂の焼き鳥屋で毎日夕方5時から10時までアルバイト。
なんとか卒業にこぎつけたものの、料理人になるために、何をどう始めたらよいか皆目検討がつかない。大人としての人生のスタートと決めていた4月1日が迫り、その焼き鳥屋さんで住み込みの丁稚奉公をさせてもらうことに。
丁稚奉公を2年、料亭で1年、開店資金集めのためにニューヨークの日本食レストランで3年半働き、1973年に自分の店を持たれます。
飲食店をやる以上、最高の料理を出したい。日本料理のフルコースを出すような店をやりたかったそうですが、非常に高価なものになってしまいます。
「焼き鳥なら、一般の人がお小遣いの範囲内で、日本一の味が堪能できる」のではないか、「焼き鳥のコースで、フランス料理のフルコースを食べたのと同様の満足感を味わっていただきたい」と焼き鳥専門店を始めることに。
お父さんの勘当はまだ解けず、店を開いてから10年かかったそうです。この屋号「門扇」は「門出を祝う」意味やそうで、お母さんがつけてくれはったんやて。
材料の仕入れから、仕込み、接客、お酒、修行時代のこと、当初お客さまが入らなかったこと、といろいろ書いてはるんですが、私は、お客としての心構えが、お店の人の側から書かれてるのがおもしろかった。
電話で予約を入れる時間、伝え方、キャンセルをする場合、当日の入店時間や待ち合わせ、何人で行くのがいいのか、席の座り方、お酒の頼み方、お勘定、たばこのマナー、お店を出る時。なぜそうなのかという理由を挙げて、説明してはるのでようわかります。
料理をする人は、おいしいもんを最高の状態で食べてもらいたい、それに尽きるんですよね。
そして、すべてのお客様に、楽しんでいただき、よかったと思っていただきたい。そのためのマナーなんですね。
「グルメとは、すてきな人生を生きていて、しかも、すてきな食事の相手(人生の相手)を持っている人のことをいう」のだそうです。むずかしいですね。
岩本さんは56歳の時、体力の衰えを感じ引退。そして、今は大好きなハワイで「門扇ケータリングサービス(MONSEN CATERING SERVICE)」をしてはります。
ケータリングだけではなく、プライベートレストランの用意もあるようです。5月にハワイに行くときは、ぜひお願いしたいと思うてます。ローストビーフもおいしそうやな。
昨日の日記で書いた櫻井よしこさんと同じお年。いろんな人生がありますね。

七海ちゃん、無事マイアミの病院に入院できたそうです。

今日のラッキーくじ、Infoseekが1ポイントアタリやった。

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最終更新日  2006年02月01日 18時53分15秒
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