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2008/04/03(木)08:58

台南の北極殿と土地公への拝拝のお供え

Taiwan台湾(57)

12月に行った台湾の続き、3日目。 玉皇上帝(ぎょくこうじょうてい)を奉ってる天壇の横にある細い通路に北極殿はこっちっていう案内があったので行ってみた。 肉粽の再発號のある通りに出て、そこに小ぶりな廟があった。 北極殿は、台湾で最も古い玄天上帝廟と言い伝えられてるそうや。 明の寧靖王が書した「威霊赫奕」っていう扁額があって、落款の年代は明の永暦23(1669)年、台湾で最古の額。日本では江戸時代初期かな。 この額のことも日本に帰ってから知ったので、見てへん。 玄天上帝は北方の神で、色としては黒で表される。そやから、黒がぎょうさん使われてる。 大きな通りに、焼きたてのお饅頭みたいなんを売ってる「福楽藝術」っていうお菓子屋さんがあった。 焼きたてのを一つ10NT$元(約36円)で買うて、食べてみた。 そしたら、ブラジル生まれのもちもちチーズパン「ポン・デ・ケージョ」やった。 「ポン・デ・ケージョ」にはタピオカの粉を使うので、タピオカ好きの台湾にはぴったりのパンかもしれん。 草苺(いちご)大福も30NT$元(約108円)で売ってた。 また路地を行くと、陳徳聚堂があった。 明の永暦18年(1664年)に建てられた、台南で最も古い祠堂。 「陳」は台南で一番多い姓で、陳氏の祖先を祀る家廟。青と赤で鮮やかに彩色されてた。 お昼ごろになると、お店の人が店頭にテーブルを出して、いろんな食べ物を並べ始めた。 後で調べたら、12月25日は農暦(日本の旧暦)の11月16日にあたってた。 台湾では、お商売をしてる人は、農歴の2日と16日に「做牙」っていう土地公っていう神様に商売繁盛をお願いする儀式(拝拝 パイパイ)をしはるみたいや。 鶏が丸ごと、ご飯も炊飯器のお釜ごとドンと置かれてる。 手前には台湾ビール、お箸、卵、スープ、フルーツ、それに紙のお金「冥紙」もたっぷり。 お線香を持って拝んだら、そのお線香をお供え物に挿してはった。 後から同じとこを通ったら、もうお供え物はなかったから、神様が食べはったあとを、人がいただくのかな。 冥紙だけが、バケツみたいなののなかで燃やされてた。 今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。 人気blogランキングへ ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!

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