１０時から１０時半の間に入院手続きをしに来るようにと連絡があった。
１か月ほど前に、検査入院してるので予習になってよかった。
病室は前回と同じ１０階。４人部屋で東京タワーが見える部屋の窓側やった。
パジャマに着替えて待っていると、薬剤師さんが来て今飲んでいる薬の確認。
念のために、心エコー（心臓超音波）を撮る。
そうこうしてるうちに、お昼ごはんが運ばれてきた。
鯵の香梅煮、白菜の炒め煮、春菊の胡麻和え、かき玉汁、ご飯１５０ｇ、キウイ半分。
なかなかおいしい。
看護師さんから、手術前後のスケジュールや必要な品物の説明があった。
売店で必要品を購入。クレジットカードも使えるから便利。
手術の時に使う滅菌Ｂセット（腹帯とＴ字帯）が１４７０円。
手術後用にＴ字帯２７３円を１つとソフラビレイ（術後伸縮腹帯）１０５０円を２つ。
もし使用しなくて包装もきれいなままやったら、後で返品できるというのもありがたい。
他に必要なのは、ティッシュペーパー１箱、バスタオル１枚、タオル２枚、前開きの寝巻き。
泌尿器科部長で執刀の医師から、原発性アルドステロン症の腹腔鏡手術についての詳しい説明が４０分ほどあった。
右横腹に４、５か所小さな穴を開けて、内視鏡カメラを見ながら操作する。
炭酸ガスを入れてお腹の中を膨らませて、腸をかき分け持ち上げて、肝臓や腎臓の膜を電気メスで焼き切りながらはがしていって持ち上げ、その下の大静脈のすき間からさらに下へ、やっと副腎にたどりつく。
副腎の静脈をクリップで留めて、副腎を摘出。ビニールの袋のようなのに副腎を入れて体外へ出すんやそうや。
ミクロ決死隊みたいやなあ。
肺のところまで膜を切るから、万が一肺に穴が空いたらすぐふさぐとか、腸が癒着してたら腹腔鏡ではなく開腹手術にすぐ変更するとか、出血が多ければ輸血するとか、肺塞栓症（エコノミークラス症候群）の可能性もあるとか、術後の腸の癒着など、起こりうるリスクをこと細かく説明してくれはる。
摘出した副腎は術後すぐの説明の時に見せてくれるので、写真を撮ってもええそうや。
麻酔に１時間、手術に２時間から開腹になれば３時間半かかるとのこと。
治療・検査の説明及び同意書と輸血の同意書をもろて、きちんと読んでから署名して病室の看護師さんに渡すように言われた。
部屋に戻ると看護師さんが剃毛してくれて、おへその消毒。
おへそにオリーブ油を塗って、大きな麺棒できれいにする。
麻酔の医師も来て、口の中や歯、喉のチェックなど。
シャワーを浴びてすっきり。
手術室の看護師さんも確認に来はった。
私は５時半ごろ病院を出て帰宅。
６時に晩ごはん。
豚と茸の炒め物、南瓜の肉味噌あんかけ、胡瓜の甘酢漬け、隠元とキャベツの味噌汁、ご飯１５０ｇ。
食後に下剤のプルゼンド錠１２ｍｇを２錠。
夜９時以降は食べたり飲んだりできない。
なかなか眠れなかったので、９時半ごろ入眠剤リスミーをもろて飲んだそうや。
今日のラッキーくじは、どれもハズレやった。
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