めざせ!Asian Beauty megのよくばりブログ
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今年の最高気温を記録したと思うたら、雨がようけ降って、急に気温が下がってきた。 京都で読んでた、図書館の別の本のこと。 数学は世界を変える あなたにとっての現代数学 リリアン・R.リーバー著 水谷淳訳 1942年に米国で刊行され、現在まで読み継がれている数学入門書の古典で、アインシュタインも絶賛したんやそうや。 数式とかはそれほど出てこなくて、数学的な考え方をわかりやすく説明してる本。 著者は、ロングアイランド大学の数学科長で、イラストを描いてるのは、夫で同大学の美術学科長だったヒュー・グレイ・リーバー氏。 この本は、第二次世界大戦中に書かれ、当時、戦地の従軍兵士に読んでもらうために、野戦糧食キットに同梱されてたというから、びっくりする。 「科学や数学は戦争の道具ではなく、その思考体系や哲学が逆に人生を豊かにして、社会や世界を救い、さらには民主主義や国際協調を育んでくれるということを、多くの人に伝えようとした」本やねんから。 5階建てのトーテムポールの話がおもしろい。 1階には、自動車、冷蔵庫、ラジオ、飛行機、戦車などの道具が並んでる。 2階は、道具を発明、試験、製造する作業所。 3階は、「純粋」科学の研究所。 4階に、数学者がいて、過去の古典数学を3階の「純粋」科学者の科学的発見に当てはめてる。 5階の屋根裏部屋には、「純粋」数学者と現代芸術家がいる。 どの道具も、そのルーツを探れば5階までたどりつくという。 数学とか科学とかって、公理という前提を作って、それをこねくり回してるように思うてたんやけど、この本を読んでちょっとすっきりした。 現代の科学者は、「客観的事実」ではなく「変換のもとでの不変量」について議論してるんやそうや。 「ピタゴラスの定理は、2次元ユークリッド空間での軸回転のもとでは不変だけど、3次元ユークリッド空間内での軸変換のもとでは不変ではない」というように。 この説明も、こんな私にもなんとか理解できるように書かれてる。 「人間は、唯一無二の真理をみつけていないし これからも決して見つけられないだろうが、それでも、持っている考える力を使いさえすれば見事にやっていけるのだ!」 一般化し、抽象化する能力をし身につけ、原理に忠実でありながら、多様性を認め、想像力を自由に働かせ、謙虚であること。 数学が求める能力は、よりよく生きていくうえで不可欠なんかもしれん。 文化・芸術・科学予算の予算削減が言われてるけど、それは未来をなくしてしまうことと同じなんかもしれん。 原種ハイビスカスのロバツスの開花 1輪(合計240輪) 紅ちどりの開花 8輪(合計59輪) 1日1回のクリックで、募金ができます♪
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旅をしたり、おいしいものを食べたり、きれいなものを観るのが好きです。 国内の都道府県はすべて訪れました。 海外はアジアを中心にまわっています。
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